出願番号 |
特願2004-000884 |
出願日 |
2004/1/6 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2005-192458 |
公開日 |
2005/7/21 |
登録番号 |
特許第4441645号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
鉄粉被覆稲種子の製造法 |
技術分野 |
化学・薬品、金属材料、食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造、接着・剥離 |
適用製品 |
金属鉄粉被覆稲種子(品種名ヒノヒカリ)の製造法 |
目的 |
金属鉄粉の酸化反応を促進することにより稲種子表面に鉄粉を付着・固化させて、比重の調整が容易でありかつ機械的衝撃によっても崩壊し難い稲種子のコーティング方法を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、過度の温度上昇を回避し、かつ短時間にコーティングを実施できるため、稲種子に障害を与えない。さらに、少量の鉄粉でコーティングすることができ、かつ稲種子表面で固化した鉄粉は機械的衝撃によっても崩壊し難い。また、硫酸塩、塩化物又はそれらの混合物及び水を用いて粒造し、酸化反応を促進することができる。そして、農業における省力化や環境保全に対する要望に対して応えることができる。 |
技術概要 |
金属鉄粉の酸化反応を促進することにより稲種子表面に鉄粉を付着、固化させる鉄粉被覆稲種子の製造法、及び稲種子に鉄粉並びにその質量比で0.5〜2%の硫酸塩(但し、硫酸カルシウムを除く)及び/又は塩化物、或いは0.5〜35%の硫酸カルシウム及び/又はその水和物を加え、さらに水を添加して粒造し、水と酸素を供給して金属鉄粉の酸化反応を行うことにより、鉄粉を稲種子に付着・固化させた後乾燥させる鉄粉被覆稲種子の製造法である。なお、硫酸塩及び/又は塩化物が硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム及びこれらの水和物から選ばれた1種または2種以上であり、また、鉄粉にシリカゲル及び/又は農薬を混合して使用することも可能である。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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