出願番号 |
特願2005-046318 |
出願日 |
2005/2/22 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-313604 |
公開日 |
2005/11/10 |
登録番号 |
特許第3855004号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
粘土膜及びその製造方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
自立膜、複合粘土膜 |
目的 |
熱安定性に優れ、フレキシブルな配向性粘土自立膜を製造する方法及びその製品の提供。 |
効果 |
(1)粘土粒子の配向が揃った粘土膜及びその製造方法を提供できる、(2)粘土膜は、自立膜と して用いることができ、例えば、250℃を超える高温においても化学的に安定な、パッキンや電解質隔 壁材料等として用いることができる、(3)250℃を超える高温においても使用可能で、フレキシブル な、半透明粘土膜を提供できる、という効果が奏される。 |
技術概要
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この技術は、粘土分散水溶液を調製し、これに、水可溶性高分子などの有機試薬を適量混合し 、均一な分散液を得た後、この分散液を種々の固液分離方法、例えば、遠心分離、ろ過、真空乾燥、凍結 真空乾燥又は加熱蒸発法などで乾燥後、支持体から剥離することにより、粘土粒子が配向した自立膜が得 られることを見出し、更に、均一な厚さで、自立膜として用いるに十分な強度を得るための製造方法及び 条件を見出した。すなわち、この技術は、希薄で均一な、粘土及び水可溶性高分子を含む分散水溶液を調 製し、この分散水溶液を水平に静置し、粘土粒子をゆっくりと沈積させるとともに、分散媒である液体を 種々の固液分離方法、例えば、遠心分離、ろ過、真空乾燥、凍結真空乾燥又は加熱蒸発法などで分離し、 膜状に成形した後、これを支持体から剥離する。その際に、均一な厚さで自立膜として用いるに十分な強 度を得るための製造条件を採用する。これらにより、粘土粒子の積層を高度に配向させた粘土膜を自立膜 として得ることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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