出願番号 |
特願2000-152569 |
出願日 |
2000/5/24 |
出願人 |
独立行政法人食品総合研究所 |
公開番号 |
特開2001-333789 |
公開日 |
2001/12/4 |
登録番号 |
特許第3650813号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
リパーゼによる加水分解方法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
リパーゼによる加水分解方法 |
目的 |
リパーゼの加水分解反応系において、基質特異性を変化させることによって、酵素活性を高めて効率的な酵素反応を行う方法を提供する。 |
効果 |
本発明の方法によれば、リパーゼの加水分解反応系に有機溶媒を所定濃度添加することによって、基質の性質や各種生物由来のリパーゼの種類に応じてその酵素の基質特異性を変化させ、加水分解反応を促進の方向に変化させることができる。 |
技術概要 |
水系で4メチルウンベリフエリルオレイト、4メチルウンベリフエリルパルミテイト、モノオレインおよびショ糖脂肪酸エステルから選ばれた基質にムコール属微生物由来のリパーゼを作用させて加水分解反応を行うにあたり、反応系に有機溶媒としてジメチルホルムアミドを10〜25%、ジメチルスルホキシドを20〜45%、1,4−ジオキサンを10〜25%またはジメトキシエタンを7.5〜25%添加するリパーゼによる加水分解方法である。また、水系で4メチルウンベリフエリルオレイトおよび4メチルウンベリフエリルパルミテイトから選ばれた基質にキャンデイダ属微生物およびシュードモナス・フルオレッセンスから選ばれた微生物由来の、或いはリゾープス・ニベウス由来の、或いはアスペルギルス属微生物由来のリパーゼを作用させて加水分解反応を行うにあたり、反応系に有機溶媒としてジメチルホルムアミドを10〜30%またはジメチルスルホキシドを20〜45%、或いはジメチルスルホキシドを25〜45%、或いはジメチルホルムアミドを10〜30%添加するリパーゼによる加水分解方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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