プローブカード、およびその製造方法

開放特許情報番号
L2005004889
開放特許情報登録日
2005/4/22
最新更新日
2015/9/17

基本情報

出願番号 特願2005-024117
出願日 2005/1/31
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2006-208324
公開日 2006/8/10
登録番号 特許第4798557号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 プローブカード、およびその製造方法。
技術分野 電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 プローブカード
目的 製造工程を簡略化し、省エネルギー、省資源とすることができるプローブカード製造方法;また、端子の狭ピッチ化、端子配置の多様化、その頻繁な変更などに柔軟に対応できるプローブカード、およびその製造方法;さらに、液滴吐出ごとの焼結工程を必要とせず、プローブとなる微細バンプを短時間で形成できるプローブカードの製造方法;半導体チップとの接触時の圧力に対してクッション効果を発揮し、各々のプローブ端子の全ての均等な接触を可能とするプローブカード、およびその製造方法;を提供する。
効果 インクジェットを用いることでプローブカードの製造工程を簡略化することができ、省エネルギー、省資源とすることができる。また、インクジェットの吐出を制御するプロセスデータを変更することで、多様なパターンで微細バンプを形成することができ、端子配置の頻繁な変更にも柔軟に対応できる。さらに、微細バンプ形成時に吐出される微細液滴の乾燥力が高いため、液滴吐出ごとの焼結工程を必要とせず、プローブとなる微細バンプを短時間で形成することが可能である。
技術概要
プローブカードの製造工程を概略的に図1に示す。(A)は立体構造物形成の初期段階を示したものである。基板100に対して、ノズル101から吐出させた微細液滴102が、基板100上に着弾し固化した液滴(液滴固化物)103となる状態である。(B)はさらに中期を示したのものである。液滴が連続して着弾し固化堆積した構造物104を示している。(C)はさらに後期を示しおり、堆積した構造物の頂点に微細液滴が集中して着弾し、立体構造物105が形成されることを示している。図2に、好ましい実施態様として、プローブカードの製造方法により製造されたプローブカードの一例を載せている。図2では、基板201の上に柔軟性のある樹脂205が設けられ、その上に電極202を設けている。電極202の上で、樹脂205の上部にバンプを形成し、バンプは核部分203と、表層部204の2層構造となっている。図3は、微細インクジェット装置を一部断面により示したものである。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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