船舶用針路安定装置

開放特許情報番号
L2005004755
開放特許情報登録日
2005/4/15
最新更新日
2016/6/22

基本情報

出願番号 特願2002-303251
出願日 2002/10/17
出願人 独立行政法人海上技術安全研究所
公開番号 特開2004-136779
公開日 2004/5/13
登録番号 特許第3713542号
特許権者 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
発明の名称 ポッドプロペラ船用針路安定装置
技術分野 輸送
機能 機械・部品の製造
適用製品 船舶用針路安定装置
目的 船尾におけるスケグの後端部に付加物を備えて、航行中に同スケグの後端部から渦を発生しやすくすることにより、船体の針路安定性の向上を図るようにする。
効果 板状部材を付設したスケグから後方へ渦が発生して流出し、船体の旋回抵抗が増加するので、船体の針路安定性が向上する。板状部材はスケグの後端部の下縁部から左右の水中へ張り出すように設けているので、渦は比較的深い水深位置で発生するようになり、スケグ後方の推進器に悪影響を及ぼすことはない。
技術概要
船尾船底下で船体中心線に沿い突設したスケグを備え、スケグの少なくとも後端部において、その下縁部から左右の水中へ対称的に且つ水平に張り出した板状部材を設けた、船舶用針路安定装置である。又、板状部材が、スケグの後部下端に形成した切欠き部に嵌め込み、スケグの下端縁よりも下方へ突出しないように固着している。板状部材が、流線形の断面を有する。板状部材が、その後縁部の左右に、それぞれ個別に作動しうる可動フラップを備えている。船尾船底面1aが後方へ緩やかに上昇したバトック船型を有する船体1の船尾船底下で、船体中心線に沿い突設したスケグ2を設ける。スケグ2の後部下端から左右の水中へ対称的に且つ水平に張り出した板状部材3を設ける。なお、板状部材3の左右両端にそれぞれ斜め上方への突起部材3bを設けるが、突起部材3bは省略してもよい。また、板状部材3はスケグ2の前部下端から後部下端まで全面的に設けてもよい。スケグ2の後方には、船体1から垂下したポッドプロペラ4が、鉛直軸線5を中心として旋回可能に設け、ポッド4a内のモーターが作動して、同モーターによりプロペラ4bの回転駆動が行われるようになっている。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 板状部材が、スケグの後部下端に形成した切欠き部に嵌め込まれて同スケグの下端縁よりも下方へ突出しないように設けると、板状部材を左右別体とすることなく一体物として強度的に有利に構成しながら、船体の入渠時には板状部材が妨げにならない利点を得る。
改善効果2 板状部材が流線形の断面を有していると、同板状部材の装着によるスケグ後端部から後方への渦の発生および流出を助長しながら、板状部材自体の存在による抵抗の増大は大幅に軽減できる。
改善効果3 板状部材が、その後縁部の左右に、夫々個別に作動しうる可動フラップを備えていると、船体が波浪の影響を受けて右舷側へ回頭する傾向を生じた際には左舷側の可動フラップのみを作動させて流速を低下させるという左右非対称な流れの生起により、船首を正常な方向へ戻す安定力が得られるほか、船尾の上昇時に左右の可動フラップを一斉に上方へ回動させ、船尾の下降時には逆に可動フラップを下方へ回動させることにより、船体のピッチングを積極的に抑制することもできる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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