出願番号 |
特願2004-366769 |
出願日 |
2004/12/17 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-170918 |
公開日 |
2006/6/29 |
登録番号 |
特許第4300315号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
ガスリーク評価装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
ガスリーク評価装置 |
目的 |
高温固体電解質燃料電池用の単体の小さな被膜試料から単セルおよびセルを集積した大きなセルユニットの組立完成時のセル全体を、室温または動作温度の高温において、ガスのリークを定量的に測定できるようにする。それを利用しさらにガスのリークという機械的性能を測定することにより発電前にセルの電気的性能または欠陥をあらかじめ予測する目的のセル性能を評価する装置を実現する。 |
効果 |
低圧ではあるが圧力を実際に印加するので、セルの耐圧性能の確認試験が同時に出来、セルの耐圧力性能の試験装置としても使用できる。また、あらかじめリークの無いことが、室温で確認できるとともに、その後の動作温度の高温で確認でき、燃料投入前にガスリークに起因する面の安全性が充分確認できて異常燃焼等が起こらず安全性の面から好ましい。 |
技術概要
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ガスリーク評価装置は、燃料電池を被検査対象物としたものであり、このガスリーク評価装置は、セル試験用入口ガス定量供給装置55と、セル試験用出口ガス流量測定装置56とを備えている。セル試験用入口ガス定量供給装置55は、図1(a)に示すように、ガスボンベ1、減圧弁2、質量流量型流量制御装置3、ガス供給接続口11、U字管型圧力計29、及び安全装置(水柱式安全弁)33によって構成する。セル試験用出口ガス流量測定装置56は、図1(b)に示すように、水柱を用いた水柱式低圧発生装置32、質量流量型流量計8、ガス冷却装置34、及び出口側流量測定装置接続口12、によって構成する。10は水柱式低圧発生装置32内で発生する排気である。図2に水柱式低圧発生装置32の構造を示す。水柱式低圧発生装置32は、アクリルパイプ123内に液体(例えば、水)128が充填されており、このアクリルパイプ123に、圧力発生パイプ121が上方から挿入され固定されている。給水バルブ125、排水バルブ127、オーバーフロー用バルブ126が取り付けてある。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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