出願番号 |
特願2004-358732 |
出願日 |
2004/12/10 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-160593 |
公開日 |
2006/6/22 |
登録番号 |
特許第5170607号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
繊維強化粘土膜及びその製造方法 |
技術分野 |
無機材料、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
シール材、絶縁材、断熱材等として有用な粘土膜に適用する。 |
目的 |
自立膜として利用できる、種々の特性を有する粘土膜を提供する。 |
効果 |
自立膜としての機械的強度と靭性を有し、柔軟性が高く、耐熱性が高く、電気絶縁体であり、熱伝導率が低い等の諸性質を備える膜が可能になる。 |
技術概要
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粘土と少量の補強材、または粘土と少量の添加物と少量の繊維状補強材から構成され、柔軟性を有し、自立膜として利用可能であり、耐熱性を有す、粘土層にクラックやピンホールが存在せず、ガスバリア性を有する、好ましくは円、正方形、長方形等の平面形状を有し、厚さが1mmよりも薄く、面積が1cm↑2よりも大きい粘土膜にする。粘土は、雲母、バーミキュライト、サボナイト等の天然または合成物が用いられ、また、添加物は、イプシロンカプロラクタム、澱粉、エポキシ樹脂等が全固体に対して30重量%以下で用いられ、また、補強材は、鉱物繊維、炭素繊維、有機高分子繊維等が全固体に対して30重量%以下で用いられる。粘土膜は、例えば、粘土、補強材を水に分散させ、この均一分散液を容器に流し込むあるいは物体表面に塗布した後、水を除去し、粘土膜を容器または物体表面から剥離し、必要なら粘土膜を加熱、光照射等の手段により、付加反応等の化学反応を行わしめて、ガスバリア性、機械的強度等を改善させることもできる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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