出願番号 |
特願2004-329205 |
出願日 |
2004/11/12 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-137710 |
公開日 |
2006/6/1 |
登録番号 |
特許第4649590号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
フェニルホスフィン酸メンチルの製造方法。 |
技術分野 |
有機材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便、安全、かつ効率的に得られ、各種不斉触媒の配位子、医薬・農薬等の生理活性物質の合成中間体等として広い分野で利用される。 |
目的 |
リン上の絶対立体配置がRまたはSである、フェニルホスフィン酸メンチルエナンチオマーの製造方法の提供。 |
効果 |
メントキシ金属類とフェニルジクロロホスフィンを反応させるのみで、容易に、フェニルホスフィン酸メンチルを製造でき、その工業的利用価値は極めて大きい。 |
技術概要 |
式(U):ROM(Rはメンチル基;Mはアルカリ金属)で表されるメントキシアルカリ金属種とジクロロフェニルホスフィンを、例えば、エーテル溶媒中、ヘキサメチルホスホルアミドまたはヘキサメチルホスホラストリアミド存在下、反応させた後、加水分解することにより、式(T):HP(O)(OR)Phで表されるフェニルホスフィン酸メンチルを製造する。尚、アルカリ金属がリチウムまたはナトリウムであり、また、式(V):(RO)↓(2−n)MX↓n(Mはアルカリ土類金属;Xはハロゲン;nは0、1)で表されるメントキシアルカリ土類金属とジクロロフェニルホスフィンを反応させた後、加水分解して、フェニルホスフィン酸メンチルを製造し、更に、式(T)で示されるリン上の絶対立体配置がRまたはSである、フェニルホスフィン酸メンチルエナンチオマーを製造する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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