出願番号 |
特願2004-327897 |
出願日 |
2004/11/11 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-136917 |
公開日 |
2006/6/1 |
登録番号 |
特許第4701380号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
アルミ溶湯用部材及びその製造方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
アルミ溶湯用部材 |
目的 |
強度、耐磨耗性、耐食性、及び耐熱衝撃性に優れ、アルミ溶湯に対して飛躍的に濡れ難く、かつその経済性、耐久性、及び品質の安定性したセラミック製のアルミ溶湯用部材を提供する。 |
効果 |
主に窒化ケイ素系材料が使用される溶湯用部材の表面の焼成面に、配置や大きさにおいて規則性を有し、かつ基材と一体化された球状等の凹凸が形成された耐熱部材を作製することができる。また、溶湯との濡れ性を低下させ、溶湯の付着量を低減させる。また、溶湯との接触面積を小さくすることができるために、溶湯が濡れにくく、耐久性や対熱衝撃性、計量精度の高く、その品質が安定している部材を製造し、提供することができる。さらに、鋳込成形の手法を利用し、特に、大型の溶湯用部材の生産に適した新しい生産技術を提供することができる。 |
技術概要 |
金属溶湯に接触して使用され、焼結工程を経て製造される耐熱部材であって、溶湯と接触する部分が機械加工を施していない状態の、いわゆる焼成面であり、焼成面のうち少なくとも溶湯に接触する部分には、配置や大きさにおいて、規則性を有し、かつ基材と一体化された凹凸が形成されている金属溶湯用部材である。また、金属溶湯部材は、特に、溶湯と接触する部分が機械的加工を施していない焼成面であること、焼成面には、配置や大きさにおいて、規則性を有し、かつ基材と一体化された凹凸が形成されている。焼成面に形成される凹凸は、好適には、例えば、凸部の直径が1mm以下、2つの凸部間の底面の距離が0.5mm以下、凸部の高さが0.2mm以上であり、また、凹凸は、例えば、正四角、正三角、正六角状の格子網目の格子点を形成するように規則性を有して配置されていることが好適である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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