出願番号 |
特願2003-062429 |
出願日 |
2003/3/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2004-267917 |
公開日 |
2004/9/30 |
登録番号 |
特許第4012964号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
多孔性硫黄化合物吸着剤の製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
硫酸イオン又は炭酸イオンを含む金属含水酸化物 |
目的 |
気体或いは液体中に含まれる硫黄化合物を低濃度であっても効率的に吸着、除去でき、しかも吸着容量の大きい硫黄化合物吸着剤及び吸着剤を用いた効率的な硫黄化合物の除去回収法の提供。 |
効果 |
低濃度の硫黄化合物を効率よく吸着除去することができ、悪臭除去や、環境浄化に資すること大であり、また、吸着剤の再生も簡便に行うことができる。 |
技術概要 |
この技術では、酸化亜鉛80gを1M硫酸亜鉛水溶液2リットルに加え、30℃で1時間撹拌し、1日静置して沈殿物を生成させ、これをろ過する。このようにして得られた沈殿物は、X線回折の結果、層状構造で結晶性である、硫酸イオン含量が0.9mmol/gの含水酸化亜鉛である。さらに、この硫酸イオン含有の含水酸化亜鉛を空気中で300℃で4時間加熱処理して吸着剤を得る。この吸着剤1gを10ppmの硫化水素濃度の気体中に入れ、硫化水素吸着量を測定したところ、120mg/gと多かった。これより、本吸着剤が良好な硫黄化合物吸着性能を有することは明らかである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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