出願番号 |
特願2004-209383 |
出願日 |
2004/7/16 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-025701 |
公開日 |
2006/2/2 |
登録番号 |
特許第4431694号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
高活性耐熱性キチナーゼ及びそれをコードする遺伝子 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
産業用のキチン加水分解酵素 |
目的 |
Pyrococcus furiosuのキチナーゼの塩基配列にコードされている触媒活性ドメインに、キチン結合ドメインを連結してキナーゼ活性が向上し高温下で安定なポリペプチドを得る。 |
効果 |
高温で高い酵素活性を示し、高温下で微生物による汚染を抑制でき、高効率でキチンを加水分解できるので、産業用酵素として有用である。 |
技術概要 |
Pyrococcus furiosuのキチナーゼの塩基配列にコードされている触媒活性ドメインのAD1及びAD2の内、3’末端側にコードされている触媒活性ドメインのAD2を用いて、キチン結合ドメインを連結する。触媒活性ドメインが(1)配列番号3のアミノ酸配列、又は(2)配列番号3の配列でアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列のキチナーゼを得る。欠失、置換、付加などの範囲は好ましくは相同性30%以上で、キチナーゼの触媒活性ドメインとしての作用を有するのが好ましく、キナーゼ活性が、0.02μmol/min.mg以上であり、40℃以上で活性作用を示すのが好ましい。このキチン結合ドメインなどをコードするDNAを、超好熱性古畑菌(例えば、Pyrococcus furiosu)を使用してゲノムDNAを抽出し、これを制限酵素で切断したプラスミドを用いるなどの、ハイブリダイゼーション法などで得るのが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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