高活性耐熱性キチナーゼ及びそれをコードする遺伝子

開放特許情報番号
L2004008373
開放特許情報登録日
2004/10/22
最新更新日
2015/9/14

基本情報

出願番号 特願2004-209383
出願日 2004/7/16
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2006-025701
公開日 2006/2/2
登録番号 特許第4431694号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 高活性耐熱性キチナーゼ及びそれをコードする遺伝子
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 産業用のキチン加水分解酵素
目的 Pyrococcus furiosuのキチナーゼの塩基配列にコードされている触媒活性ドメインに、キチン結合ドメインを連結してキナーゼ活性が向上し高温下で安定なポリペプチドを得る。
効果 高温で高い酵素活性を示し、高温下で微生物による汚染を抑制でき、高効率でキチンを加水分解できるので、産業用酵素として有用である。
技術概要
 
Pyrococcus furiosuのキチナーゼの塩基配列にコードされている触媒活性ドメインのAD1及びAD2の内、3’末端側にコードされている触媒活性ドメインのAD2を用いて、キチン結合ドメインを連結する。触媒活性ドメインが(1)配列番号3のアミノ酸配列、又は(2)配列番号3の配列でアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列のキチナーゼを得る。欠失、置換、付加などの範囲は好ましくは相同性30%以上で、キチナーゼの触媒活性ドメインとしての作用を有するのが好ましく、キナーゼ活性が、0.02μmol/min.mg以上であり、40℃以上で活性作用を示すのが好ましい。このキチン結合ドメインなどをコードするDNAを、超好熱性古畑菌(例えば、Pyrococcus furiosu)を使用してゲノムDNAを抽出し、これを制限酵素で切断したプラスミドを用いるなどの、ハイブリダイゼーション法などで得るのが好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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