出願番号 |
特願2004-203834 |
出願日 |
2004/7/9 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2006-022455 |
公開日 |
2006/1/26 |
登録番号 |
特許第4385147号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
応力発光材料を含むシート状応力発光構造物およびその利用 |
技術分野 |
機械・加工、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
高分子有機材料、エポキシ系樹脂、セラミクス、巻き取り笛、紙風船、ハリセン、グリーティングカード |
目的 |
シート内において応力発光材料の微粒子に対して応力を集中させて、応力発光材料の微粒子の発光効率をより高めたシート状の応力発光構造物の提供。 |
効果 |
本技術のシート状応力発光構造物は、折り曲げ部分に局所的に強い発光を発生させることができるため、比較的明るい場所でも発光を視認することができる。又、折り紙、巻き取り笛、紙風船、扇子、または絵本の材料として利用すると、より情緒的な効果を高めることができる。 |
技術概要
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本技術によるシート状応力発光構造物は、応力発光材料からなる微粒子を分散させた接合剤と、接合剤より大きな弾性率を有する微細構造物の複合構造物である。接合剤中に含まれる応力発光材料の微粒子は、微細構造物が隣接している近傍に存在すると、シート状応力発光構造物に外力が作用した際に微細構造物の存在による応力集中が発生して同じ外力でも大きな応力が微粒子に作用するため、微粒子の発光強度は微細構造物が存在しない場合に比較して大きくなる。即ち、Sr↓(0.9)Al↓2O↓4:Eu0.05%の粉末(平均粒径2μm)を作製し、次いで、得られた応力発光材料の粉末を透明なスクリーン印刷用のインク(エポキシ系二液型)と均質に混合した後に、厚さ90μm坪量64g/m↑2のPPC用紙にスクリーン印刷し含浸させ、室温で乾燥させる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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