水性ゲル構造体

開放特許情報番号
L2004008158
開放特許情報登録日
2004/9/17
最新更新日
2015/9/14

基本情報

出願番号 特願2003-005143
出願日 2003/1/10
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2004-217739
公開日 2004/8/5
登録番号 特許第3968428号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 水性ゲル構造体
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 糖鎖積層構造体、二色性ゲル膜
目的 セルロース系糖類を含有する、安定な水性ゲル構造体およびセルロース系糖類を積層した、ナノサイズでの応用が可能な水性ゲル構造体を提供する。
効果 ナノサイズのセルロース糖鎖の積層構造体を構成でき、ナノキャリアによるドラッグターゲティング、ナノ空間を有するホスト材料など各種ナノテクノロジーへの応用に好適である。
技術概要
本発明は、側鎖を有する水溶性セルロース骨格糖鎖が互いに環の面に平行に層状に積層し、芳香環を構成単位とする、発色もしくは蛍光低分子化合物が、前記層状積層体の層間に存在する糖類積層体を含有する水性ゲル構造体を提供するものである。通常のセルロース骨格糖鎖はグルコース環が直鎖状につながり全体としてリボン状構造を有している。グルコース環の表面は比較的疎水性に対し、両端は水酸基あるいは置換基が存在し、親水性が高い。これに芳香環を有する低分子化合物が添加されると、van der Waals力、さらに水素結合性のある場合は水素結合力によって糖鎖と平面分子が会合し、リボン状の糖鎖分子鎖が低分子化合物を介して積層した構造体をとる。これによって低分子化合物は構成成分であるのと同時に、ゲル内部に強く保持される。キシログルカン(0.75%)、コンゴーレッド(0.1%)の混合物を偏光顕微鏡で観察したところ、図に示すように、繊維状のゲルが観測され、キシログルカン鎖がほぼ並んで積層していることが分かった。これを小角X線散乱測定したところ平板状の架橋領域を形成していることが明らかになった。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 水性ゲル構造体の架橋構造は積層構造を有しているので、その層間に新たに分子を選択的に包接する利用可能性を有する。
改善効果2 混合物の光学異性体の分離や低分子化合物の選択的分離への応用が可能となる。
改善効果3 発色もしくは蛍光性の低分子化合物として長細い棒状の分子を用いれば、ゲルを延伸させる等の方法によって色素を配向させることができ二色性を示す機能性ゲル膜を作りうる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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