出願番号 |
特願2004-114763 |
出願日 |
2004/3/11 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-259674 |
公開日 |
2005/9/22 |
登録番号 |
特許第4565173号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
光電変換素子 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
植物の光合成、光化学系複合体蛋白分子、固体基板、高密度固定化 |
目的 |
光化学系複合体蛋白分子を固体基板上に高密度に固定化して高効率の光電変換を可能とすることのできる新しい光電変換素子構造の提供。 |
効果 |
光化学系複合体蛋白分子を固体基板上に高密度に固定化して高効率の光電変換を可能とすることのできる新しい光電変換素子構造が提供される。これによって、高い開放電圧と光電変換効率を示す光電変換素子、高度な電池性能を有する色素増感太陽電池、光のエネルギーを効率よく利用することができる有機色素増感型金属酸化物半導体電極を有する有機色素増感太陽電池などを提供することが可能になる。 |
技術概要
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この技術の光電変換素子構造では、光化学系蛋白複合体と金ナノ微粒子を堆積させた電極とが複合化されて電子伝達経路を構成していることが特徴である。これによって、光化学系蛋白複合体の高い内部光電変換機能を生かした光電変換素子を形成することが可能になることである。ここで、光化学系蛋複合体としては、内部光電変換機能を有する各種の植物由来あるいは微生物由来の蛋白複合体であってよい、たとえばその代表例を例示すると、ラン藻植物や高等植物のPSIやPSII、そして紅色細菌の光化学系蛋白複合体が挙げられる。一般に貴金属ナノ粒子は、局在プラズモン共鳴に由来する光学特性や、大きな比表面積を有することから、ナノテクノロジー分野で再び注目されている。しかし、これらの貴金属ナノ粒子を用いた複合材料に関する検討はほとんど行われていない。一方、発明者は、PS1等の光化学系蛋複合体を修飾した金ナノ構造電極を構成することで、新しい光電変換素子を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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