出願番号 |
特願2004-106639 |
出願日 |
2004/3/31 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-288306 |
公開日 |
2005/10/20 |
登録番号 |
特許第4392496号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
液液多段抽出装置及び液液多段抽出法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
核燃料処理工程、廃液処理工程 |
目的 |
抽出段数を多くし、例えば核燃料処理工程や一般の廃棄処理における適用を可能にした液液多段抽 出装置の提供。 |
効果 |
簡単な装置と簡単な運転方式により、高い抽出段数と大きな試料処理量を達成できるものである。 そして、例えば使用済み核燃料処理のように危険性の高い例においては、簡単で摩耗も少ない構造の装置 を適用すると、実際の使用に伴って大きなトラブルが起こる可能性が低いため望ましい。 |
技術概要
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この技術の液液多段抽出装置においては、直立分離管を管壁に垂直な複数の隔壁により仕切る ことにより、複数のセルが直列連結されるようにする。各隔壁には、直立分離管の上端・下端と同様に孔 を開けておく。即ち従来における1本の直立分離管に代えて、長さが短いセルを垂直方向に数個から10 個程度直列連結した形態の分離管を用いる。また、分離管の一方端に移動相の導入路、固定相の導出路を 設け、他方端には移動相の導出路、固定相の導入路を設け、さらに各相の送液を可能とする送液機構をそ れぞれ設ける。さらに、分離管の少なくとも各セルの移動相端側には、管内径の数分の一或いはそれ以下 の径を有する非孔性小球体を充填し、その充填容積が定常状態の移動相体積より大きくなるようにする。 このような非孔性小球体の充填は特定の運転モードにおいて、逆方向に固定相を送液する際に望ましくな い擾乱が起きることを抑制するものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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