電磁場特性評価システム

開放特許情報番号
L2004007390
開放特許情報登録日
2004/8/13
最新更新日
2015/9/14

基本情報

出願番号 特願2004-104953
出願日 2004/3/31
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2005-293035
公開日 2005/10/20
登録番号 特許第4292295号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 電磁場特性評価システム
技術分野 情報・通信
機能 検査・検出
適用製品 時間領域差分法、FDTD法:Finite Difference Time Domain method、電気伝導体
目的 被解析対象の材料構造内に金属等の電気伝導性の材料が含まれる場合や負の誘電率を示す材料が含 まれていても発散することなく安定に演算処理が行えて評価でき、かつ評価システム全体に渡って論理矛 盾点を含まないで評価を行うことのできる電磁場特性評価システムの提供。
効果 計算値が無限大に発散することなく安定して解が得られ、必要とする入力データは最小限で少なく 、それらデータは実験的に得られるもので、現実に近いデータを用いることで高い計算精度が期待できる 評価システムが提供される。
技術概要
この技術において、パラメータ設定処理モジュールは、演算処理モジュールに対してパラメー タを設定する処理において、時間領域差分法を用いてマクスウエルの方程式を解く場合に、磁場変化が電 場に与える影響を表す式における2係数を、通常方法で導かれる係数に代わって、緩和を表す式によって 置き代えた式を用いるものである。この電磁場特性評価システムによれば、マクスウエルの方程式に対し て、計算に必要な物質パラメータは、励起電場の緩和係数もしくは寿命、電気伝導度、複素誘電率もしく は複素屈折率である。いずれも実験により測定可能な値であるが、実験が比較的難しい緩和係数もしくは 寿命については、電気伝導度と理論的に決められた係数値から高い精度で見積もることが可能であり、電 気伝導度と複素誘電率もしくは複素屈折率のみで計算できることになる。なお、緩和係数は寿命の逆数で あり、複素誘電率は複素屈折率から、また複素屈折率は複素誘電率から互いに導くことができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2023 INPIT