出願番号 |
特願2004-100719 |
出願日 |
2004/3/30 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-283468 |
公開日 |
2005/10/13 |
登録番号 |
特許第4257980号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
向流クロマトグラフィー法及び向流クロマトグラフィー装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
生体由来成分、分離精製 |
目的 |
分離段数が大きく、試料処理容量も十分に大きくした向流クロマトグラフィー法及び装置の提供。 |
効果 |
内部が空洞の分離管を用いる代わりに、同程度のサイズの分離管のままでも分離管1本あたりの分 離段数を大幅に増大させることができ、しかも単位時間当たりの試料処理量も増加させることができる。 また、装置構造が色々の点で簡単であり、大容量化が容易である。 |
技術概要
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この技術における液滴向流クロマトグラフィーにおいては、直立分離管を管壁に垂直な複数の 隔壁により仕切ることにより、複数(通常の長さの直立管であれば数個から10個程度)のセルが直列連 結されるようにする。各隔壁には、直立分離管の上端・下端と同様に孔を開けておく。拡散や擾乱の分離 管長軸方向の伝播が、分離管内に設けた隔壁等の存在により完全にブロックされるという点が大きな利点 である。また、同じ内径の分離管なら、細かい液滴を用いる場合より流速をより速くできるるので、単位 時間当たりの処理量が増大するという利点もある。直立分離管の内部に多数の非孔性小球体を充填(パッ キング)すると、非孔性小球体の働きにより、非孔性小球体の径と同程度以下の小さな空間スケールでの 撹拌は促進され、しかも非孔性小球体の径より大きな空間スケールでの擾乱は抑制される。そうすること により、平衡到達が促進され、太い分離管を用いた場合でも高い分離段数を実現でき、試料処理容量を増 やすことができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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