出願番号 |
特願2004-073108 |
出願日 |
2004/3/15 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-255652 |
公開日 |
2005/9/22 |
登録番号 |
特許第4041897号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
脂肪族飽和カルボン酸の製造方法 |
技術分野 |
有機材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、潤滑剤、可塑剤、ナイロン、ポリエステル等の製造中間体等として広い分野で利用される。 |
目的 |
過酸化物を用いることなく、脂肪族オレフィン系炭化水素の不飽和結合を開裂して、対応する脂肪族飽和カルボン酸を製造する方法の提供。 |
効果 |
爆発の危険も少なく、穏和な反応条件下で、高選択率、高収率で、製造することができ、その工業的利用価値は極めて大きい。 |
技術概要 |
反応基質の、炭素鎖中に1ヵ所以上の不飽和結合を有する炭素鎖が6〜30の脂肪族不飽和カルボン酸または脂肪族オレフィン系炭化水素を、分子状酸素含有ガスを用いて、酸化開裂反応させ、対応する脂肪族飽和モノカルボン酸及び/または脂肪族飽和ジカルボン酸を製造する酸化開裂反応において、触媒として、骨格構造の一部が遷移金属により置換されている遷移金属骨格置換型ゼオライト触媒を用いることにより、脂肪族飽和カルボン酸を製造する。尚、骨格置換を行う遷移金属が、コバルトあるいはマンガンであり、そのゼオライト触媒に対する含有率が0.1〜5重量%である遷移金属骨格置換型ゼオライト触媒を用い、また、遷移金属骨格置換型ゼオライト触媒の使用量が、反応基質に対して、0.1〜50重量%である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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