出願番号 |
特願2004-065402 |
出願日 |
2004/3/9 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-259362 |
公開日 |
2005/9/22 |
登録番号 |
特許第4431785号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
リチウム二次電池用正極材料及びその製造方法、ならびにそれを用いたリチウム二次電池 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
携帯電話、ノートパソコン、電気自動車、電力負荷平準化システム |
目的 |
Li↓(0.44)MnO↓2型のトンネル構造を有し、かつ、既存のリチウムコバルト酸化物系正極材料と同等の作動電圧領域(約4V)において安定に充放電させることができる新規なリチウム二次電池の正極材料、その製造方法、及びその材料を正極活物質として含むリチウム二次電池の提供。 |
効果 |
安価な原料を使用して、既存のリチウムコバルト酸化物系正極材料と同等の作動電圧領域(約4V)において安定に充放電させることができる新規なリチウムマンガン酸化物正極材料を得ることができる。 |
技術概要 |
この技術では、化学組成式Li↓xMnO↓2(0.40<x<0.50)で表される正極材料を、出発原料であるNa↓xMnO↓2(0.40<x<0.50)をイオン交換処理することによって作製される。ナトリウム原料としては、ナトリウム(金属ナトリウム)およびナトリウム化合物の少なくとも1種を用いる。マンガン原料としては、マンガン(金属マンガン)及びマンガン化合物の少なくとも1種を用い、これらを含む混合物を調製する。次いで、混合物を焼成したNa↓xMnO↓2(0.40<x<0.50)に、イオン交換処理を施すことにより、残存して含有するナトリウムが交換したリチウムとのモル比Na/Liで0.05以下の化学組成式Li↓xMnO↓2(0.40<x<0.50)で表される化合物が得られる。イオン交換処理の後、得られた生成物を、蒸留水でよく洗浄した後、メタノール、エタノールで洗浄後、乾燥させることによって、目的とするLi↓xMnO↓2が得られる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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