出願番号 |
特願2002-343472 |
出願日 |
2002/11/27 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2004-176125 |
公開日 |
2004/6/24 |
登録番号 |
特許第4238310号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
通電焼結における離型性に優れる高離型用型及びそれを用いた成形部材の作製方法 |
技術分野 |
無機材料、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
通電焼結用型材料、 |
目的 |
通電焼結において、電気の流れに応じた酸化ジルコニウム中の酸素の移動を起こして、成形体と型との離型性を向上させた高精度の形状付与を可能とする型材料、それを用いた成形体の作製方法、及び成形部材を提供する。 |
効果 |
通電時に、酸化ジルコニウムから酸素が遊離して電気の流れにしたがって移動する現象を利用して、型に離型材を塗布することなく容易に型から成形体を分離、回収することができる。 |
技術概要 |
本発明は、導電性セラミックスに酸化ジルコニウムを含有させて、通電時の電気の流れにしたがう酸化ジルコニウムの酸素の移動を利用し、成形体と型との密着性を防止して、成形体と型との離型性を向上させ、それにより、高精度の成形体を作製するものである。すなわち、被成形材料を通電をしながら焼結して成形体を作製する際に、酸化ジルコニウムを含有する導電性セラミックスを用い電極間に通電することにより酸化ジルコニウムの酸素を型内部から型の表面に移動させて型と成形体の間にガスを発生させ、発生するガスの圧力を利用することで成形体を離型させる成形部材の作製方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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