生態系を保全するための人工水路とその底質形成方法

開放特許情報番号
L2004006279 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2004/6/25
最新更新日
2015/6/24

基本情報

出願番号 特願2002-327249
出願日 2002/11/11
出願人 独立行政法人農業工学研究所
公開番号 特開2004-162309
公開日 2004/6/10
登録番号 特許第3733426号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 人工水路とその底質形成方法
技術分野 土木・建築
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 河川生態系と水田生態系とを結ぶ農業排水路である人工水路とその底質形成方法、生態系保全型水路
目的 水路勾配が急であったり水路幅が狭いといった地形的条件の制約下においても、簡素な構成で多様で豊かな生態系の保全を図る水域環境を実現できる人工水路とその底質形成方法を提供する。
効果 本発明の人工水路では、淵と瀬が形成されることにより流速と底質とを多様化し、水中生物の棲息可能な水域が増大され生態系の保全を図ることができる。また本発明の人工水路の底質形成方法において、減勢水域では水流中の土砂が徐々に堆積されて瀬が形成され、落下水域では瀬が形成されるに従って土砂の堆積を抑制する領域に淵が形成され、これら淵と瀬が形成されることにより流速と底質とが多様化され生態系の保全を図ることができる。
技術概要
 
人工水路は自然底質の底部とコンクリートで護岸された側壁部と備えていて、この傾斜させて形成した人工水路には、水生生物が逃げ隠れ可能な空隙部を形成した側壁部と両側壁部を結ぶ桟を所定の間隔で設け、これら桟の上部には、隣り合う桟と幅方向位置を異ならせて形成された切欠部を設け、この切欠部には、洗掘防止部材を設けた底部からの高さと幅とを調整可能な堰上げ板が差し入れられている。切欠部と桟とにより水流を下方の流れの水域と水平な流れの水域とを生じせしめ、下方の流れの水域では洗掘により淵を形成し、水平な流れの水域では土砂を堆積させて瀬を形成するようにしている。また底部と側壁部とのうち少なくとも側壁部が保護材により護岸された人工水路に両側壁部間を結ぶ桟を所定の間隔で設けて桟の上流側の水流に土砂を投入し淵と瀬の形成を促進し、桟上部の切欠部を上下方向の流れを生じさせる高さに設定するとともに隣り合う桟の切欠部を互いに幅方向位置を異ならせて配置し、水流が下方に流れる水域に洗掘により徐々に淵を形成し、水平に流れる水域に淵の形成に伴い水流中の土砂を堆積させて瀬を形成するようにした水工水路の底質形成方法である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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