出願番号 |
特願2003-030205 |
出願日 |
2003/2/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2004-065238 |
公開日 |
2004/3/4 |
発明の名称 |
トランスフェクション試薬を使用して、ペプチド、DNAタンパク質複合体又は金属微粒子を原核細胞に導入する方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、その他 |
機能 |
検査・検出、その他 |
適用製品 |
細胞内の抗体などによる標識、遺伝子導入形質転換体、トランスフェクションキット |
目的 |
ペプチドグリカンを主体とする細胞壁を有する原核細胞に対して、簡便、安全且つ効率良く、ペプチド、DNAタンパク質複合体又は金属微粒子を導入する方法を提供する。 |
効果 |
ペプチドグリカンを主成分とする細胞壁を有する原核細胞にヌクレオチドを導入する際、トランスフェクション試薬を共存させることにより、簡便、安全且つ効率良く導入することができる。 |
技術概要 |
本発明は、ペプチドグリカンを主体とする細胞壁を有する原核細胞にペプチド又はDNAタンパク質複合体または金属微粒子を導入する方法であって、該方法をトランスフェクション試薬の共存下に行うことを特徴とする方法である。原核細胞は、ペプチドグリカン又はペプチドグリカンに類似する物質を細胞壁に有する原核細胞であり、例えば、大腸菌、枯草菌等を含む細菌類、ラン藻類等が挙げられる。その中でも、利便性等の点から大腸菌、ラン藻類等が好ましい。トランスフェクション試薬としては、一般に動物の培養細胞に使用されるトランスフェクション試薬を用いることができ、好ましくは脂質を主成分とするトランスフェクション試薬、更に好ましくはカチオンリポソームを主成分とするトランスフェクション試薬がよい。この原核細胞の中に導入できるペプチド又はDNAタンパク質複合体は、ペプチドライブラリーのスクリーニング、ペプチド性阻害物質の導入、タンパク質半減期の研究、細胞内の抗体などによる標識に利用可能であり、また、トランスポゾン・トランスポゼース複合体等によるゲノムへの遺伝子導入形質転換体の作成にも、この技術は利用可能である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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