出願番号 |
特願2004-055520 |
出願日 |
2004/2/27 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-238204 |
公開日 |
2005/9/8 |
登録番号 |
特許第4161056号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
有機あるいは無機化合物合成装置および方法 |
技術分野 |
有機材料、無機材料 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
自動車、燃料電池 |
目的 |
液状を呈する有機溶媒を使用してプラズマによって有機溶媒の化学結合を解離すること、そして有機溶媒の供給およびプラズマ化を多量にかつ効率的に容易に行うことができるようにすることによって分子レベルでの気相−液相混合物を形成することの出来る有機あるいは無機化合物装置および方法の提供。 |
効果 |
溶媒、特に有機溶媒分子のプラズマ化を効率的に、容易に行い、多量のプラズマ化による多量の反応物生成の生産に適した装置および方法を提供することができる。 |
技術概要
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この技術における有機溶媒は、プラス電極から直接的にプラス電極に上昇流となって供給されており、電子線と上昇流との衝突が極めて効率的に行われ、衝突による解離がよく行われることになる。このように、パルス電位差を印加し、プラス電極に供給された液状の有機溶媒のマイナス電極への上昇流と、マイナス電極から照射される電子線を衝突させることによって上昇液体である有機溶媒は化学結合を解離し、また雰囲気ガス(大気)中の窒素と酸素もマイナス電極から照射される電子線と衝突し、窒素と酸素の化学結合を解離することになる。このようにして解離した有機溶媒と解離したガス原子とは混合状態を形成し、次いで解離した液状分子とガス原子とはプラズマ重合反応される。すなわち、気相−液相混合装置を使用して、パルス電位差を利用し、マイナス電極により加速されるプラスイオン、またはプラスイオンにより加速されるマイナスイオンと、雰囲気ガスを衝突させる事により雰囲気ガスの化学結合を解離し、解離された液体分子とをプラズマ重合反応させることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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