発酵エタノールの膜分離方法

開放特許情報番号
L2004005079
開放特許情報登録日
2004/5/14
最新更新日
2015/9/11

基本情報

出願番号 特願2004-048539
出願日 2004/2/24
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2005-238032
公開日 2005/9/8
登録番号 特許第4045342号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 発酵エタノールの膜分離方法
技術分野 無機材料
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 食品、化学工業
目的 希薄エタノール含有発酵溶液から濃縮エタノール液を得る方法において、従来行われてきたエネルギーを多く必要とする蒸留法を用いることなく、エタノール選択性分離膜を用いた浸透気化分離法によって、直接的かつ連続的に高濃度エタノール溶液を製造する方法の提供。
効果 濃縮エタノール液を得る方法において、エタノール選択的疎水性浸透気化膜を通過するエタノール発酵済み処理液中の有機酸を解離した状態にあるようにpHの値により制御するので、有機酸が分離膜への吸着を起こさないので、安定してエタノール濃縮を操業することができる。
技術概要
 
この技術では、処理対象であるエタノール含有水溶液から高濃度のエタノール水溶液を製造する。すなわち、浸透気化膜分離方法、希薄エタノール含有発酵液と分離膜を大気圧下で接触させ、膜の反対側を減圧に保った状態で、エタノール及び水を気体状の混合物として取り出す方法によるものである。エタノール含有水溶液をエタノール選択的透過性膜と大気圧下で接触するように供給し、膜の反対側が減圧に保たれている状態で、エタノール選択的透過性の分離膜を透過させる、その際に、分離膜の透過側が減圧に保たれていることによりエタノール及び水は気体状の混合物として取り出される。その後、気体状混合物は別に設けられている冷却器に導かれ、そこで濃縮されたエタノールは液化して取り出される。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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