出願番号 |
特願2004-048539 |
出願日 |
2004/2/24 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-238032 |
公開日 |
2005/9/8 |
登録番号 |
特許第4045342号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
発酵エタノールの膜分離方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
食品、化学工業 |
目的 |
希薄エタノール含有発酵溶液から濃縮エタノール液を得る方法において、従来行われてきたエネルギーを多く必要とする蒸留法を用いることなく、エタノール選択性分離膜を用いた浸透気化分離法によって、直接的かつ連続的に高濃度エタノール溶液を製造する方法の提供。 |
効果 |
濃縮エタノール液を得る方法において、エタノール選択的疎水性浸透気化膜を通過するエタノール発酵済み処理液中の有機酸を解離した状態にあるようにpHの値により制御するので、有機酸が分離膜への吸着を起こさないので、安定してエタノール濃縮を操業することができる。 |
技術概要 |
この技術では、処理対象であるエタノール含有水溶液から高濃度のエタノール水溶液を製造する。すなわち、浸透気化膜分離方法、希薄エタノール含有発酵液と分離膜を大気圧下で接触させ、膜の反対側を減圧に保った状態で、エタノール及び水を気体状の混合物として取り出す方法によるものである。エタノール含有水溶液をエタノール選択的透過性膜と大気圧下で接触するように供給し、膜の反対側が減圧に保たれている状態で、エタノール選択的透過性の分離膜を透過させる、その際に、分離膜の透過側が減圧に保たれていることによりエタノール及び水は気体状の混合物として取り出される。その後、気体状混合物は別に設けられている冷却器に導かれ、そこで濃縮されたエタノールは液化して取り出される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|