マイクロリアクタ接触反応による有機化合物の製造方法

開放特許情報番号
L2004005067
開放特許情報登録日
2004/5/14
最新更新日
2015/9/11

基本情報

出願番号 特願2004-043732
出願日 2004/2/19
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2005-232090
公開日 2005/9/2
登録番号 特許第5039965号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 マイクロリアクタ接触反応による有機化合物の製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 アリルアセト酢酸エチルエステルなどの液体反応原料と触媒水溶液との反応による有機化合物
目的 マイクロリアクターを用い、水性媒体中の遷移金属触媒の存在下で有機化合物原料を反応させ、使用済の触媒を簡単に回収、再利用して、高収率で目的の化合物を得る。
効果 細いチューブ状の形態のマイクロリアクター中に、触媒水溶液と液体反応原料とを導入して反応させ、触媒の再利用可能な有機化合物を製造し、水に溶けにくい反応原料の合成反応も円滑に進行でき、触媒を相分離により容易に再利用する事が出来る。
技術概要
チューブ状マイクロリアクター中で、(A)(a)遷移金属錯体と(b)水溶性配位子とからなる遷移金属触媒の水性媒体と、(B)有機化合物原料とを接触させて反応させ、触媒含有水性媒体を有機相から分離し、触媒を再利用して有機化合物を製造する。成分Bは、式T(R↑1はアルキル、アリール、アラルキル、アリル、アルコキシ、X、Yはカルボニル、スルホニル、ニトロ、シアノ)、式U(R↑2はアルキル、アリール、アラルキル、アリル、アルコキシ、Zは炭酸エステル、リン酸、スルホニルアセトキシ、ニトロ、シアノ、ハロゲン)等で表される化合物の組み合わせで、式V(R↑1、R↑2、X,Yは式T、Uに同じ)で表される化合物を得るのが好ましい。成分aの遷移金属はニッケル、パラジウム、白金などで、錯体としては、テトラカルボニルニッケル、アリイルクロロパラジウムダイマーなどが好ましく、成分bは、カルボン酸塩、スルホン酸塩、アミン塩、多価アルコールなどの親水基を有するリン配位子、窒素配位子などが好ましく用いられる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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