出願番号 |
特願2004-033338 |
出願日 |
2004/2/10 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-228497 |
公開日 |
2005/8/25 |
登録番号 |
特許第4370399号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
低温型燃料電池の酸素極添加剤 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
有機燃料、ダイレクト燃料型低温燃料電池、低温型燃料電池の酸素極用添加剤、ダイレクト燃料型低温燃料電池用膜電極接合体 |
目的 |
酸素極触媒に透過してきた燃料による触媒表面への妨害作用を抑制し、酸素還元反応の反応選択性を持たせる錯体添加剤の提供。 |
効果 |
低温型燃料電池のカソード極において、触媒表面上に吸着しブロックすることによって、燃料である有機化合物が触媒表面に吸着、酸化される過程を抑制し、酸素還元反応のみを選択的に起こさせることができる。 |
技術概要 |
この技術では、低温型燃料電池の酸素極用添加剤を、芳香族性を有して窒素原子、酸素原子、硫黄原子、リン原子又はハロゲン原子から選ばれる金属配位能を有する原子を持ち、触媒表面上に吸着能を有する有機化合物を含有してなるものとする。有機化合物を、金属原子に配位した錯体であって、酸素極の触媒表面上に吸着能を有するものとする。また、有機化合物が、ビピリジン類、ターピリジン類、及びフェナントロリン類からなる群から選ばれるものとする。または、炭素、窒素、ホウ素、及びハロゲン原子からなる群から選ばれる少なくとも2種を含有してなる包接化合物に中心金属原子を含むヘテロ環有機化合物であって、白金などの触媒粒子表面に吸着能力を有する化合物、またはそれらの金属錯体を有効成分としてなるものを低温型燃料電池の酸素極用添加剤とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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