出願番号 |
特願2004-032098 |
出願日 |
2004/2/9 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-219184 |
公開日 |
2005/8/18 |
登録番号 |
特許第3978498号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
単一分子ラマン分光用金属ナノ三角柱構造アレイ基板の形成方法及びそれによる単一分子分析法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
単一分子測定、ナノビーズリソグラフィー、ラマン散乱スペクトル、金属ナノ三角柱構造アレイ |
目的 |
できるだけ広く秩序配列した領域(1000μm×100μm)のナノ粒子の単層膜を形成し、それを利用して、蒸着条件の制御によるシャープなエッジを含む金属ナノ三角柱構造アレイを形成することの実現。 |
効果 |
強い電場を生成することのできるデバイスの作成を簡便かつ容易にし、生体分子などの単一分子レベルでの状態分析を可能とすることができる。 |
技術概要
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この技術では、基板上にナノ粒子を最密充填した単層膜を形成し、その上から金属を真空蒸着した後ナノ粒子を洗い流すことにより金属ナノ三角柱構造アレイを有する基板を作成する。ナノ粒子の2次元配列した単層膜の形成は、ナノ粒子に対して親和性の異なる2枚のガラス基板を用い、親和性の高い一方の基板を水平に静置して、その表面にナノ粒子の懸濁液を滴下し、その上からもう一方の親和性の相対的に低い基板を、その一端をスペーサに立てかけ、斜めに置いて行う。また、蒸着条件の制御によりナノ三角柱がシャープなエッジを有し、かつ上面が数nm以下の平滑さを有するものとする。2枚の基板がいずれもガラスであり、それぞれのガラス表面の親水性の強度が異なるものとすることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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