出願番号 |
特願2004-027912 |
出願日 |
2004/2/4 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-221119 |
公開日 |
2005/8/18 |
登録番号 |
特許第4200214号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
粒子循環型吸着式ヒートポンプ |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、加熱・冷却 |
適用製品 |
粒子循環型吸着式ヒートポンプ、低温度熱エネルギー |
目的 |
蒸発器と吸着剤収容部との間を近接することにより大量の蒸発を可能とし、冷熱発生速度を上昇させ、有効に廃熱を利用することができると共に需要と供給のバランスのずれに容易に対応することができるようにした粒子循環型吸着式ヒートポンプの提供。 |
効果 |
廃熱の供給量に変動に応じたピークシフト対応が可能となり、省エネルギー効果を高めることができる。また、特に蒸発器としての液体供給管の周囲に存在する吸着剤は、常にフレッシュな粒子であるため、蒸発速度が速く、かつ、蒸発作用を一定にし、液体の温度を所定の状態に維持することができる。 |
技術概要
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この技術では、上部に吸着剤導入孔を設けてなると共に下部に吸着剤排出口を設けてなる容器内に、液体供給管を配置すると共に、その下方に流体供給管を配置する。また、液体供給管は内部の液体の蒸気を外部に放散する多孔体を備える。そして、液体を吸着することにより発熱する吸着剤を吸着剤導入孔から容器内で落下させ、液体供給管から放散する蒸気を吸着剤に吸着して液体を冷却し、蒸気を吸着して発熱した吸着剤が流体供給管を介して内部の流体を加熱した後吸着剤排出口から排出し、排出した吸着剤を吸着剤再生器で乾燥して再生し、再利用する。また、このような粒子循環式吸着型ヒートポンプにおいて、吸着剤排出口から排出した吸着剤を吸着剤下部貯槽に貯留し、その後バッチ処理で吸着剤再生器に搬送して再生し、再生した吸着剤を吸着剤上部貯槽に搬送して再利用するようにする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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