白金族金属イオンの選択回収剤及び選択回収方法

開放特許情報番号
L2004004617
開放特許情報登録日
2004/4/16
最新更新日
2015/9/11

基本情報

出願番号 特願2003-435923
出願日 2003/12/26
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2005-194546
公開日 2005/7/21
登録番号 特許第4182217号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 白金族金属イオンの選択回収剤及び選択回収方法
技術分野 化学・薬品、金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 白金族金属
目的 酸性溶液中に溶存する白金族金属イオン類を、アミノ化合物、又はアミノ化合物とヘテロポリ酸などの選択沈殿剤を用いて、溶液中から沈殿させ、分離・回収する。
効果 白金族金属イオン類(PGMs)を選択的に分離・回収できる新しい選択沈殿剤及びプロセスを提供でき、PGMsを高い回収率及び選択性で回収でき、アミノ化合物とヘテロポリ酸との組み合わせを変えることでPGMsのうちの所望の金属のみの分別沈殿回収が出来る。
技術概要
 
(A)酸性溶液中に溶存する白金族金属イオン類(PGMs)を、(B)高選択的に沈殿させる作用を有する選択沈殿剤のアミノ化合物を用いて、PGMsを溶液中から沈殿させ、分離・回収する。成分Bは、(a)アミノ化合物、及び(b)ヘテロポリ酸の組み合わせとするのが好ましく、成分aはエチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、テトラエチルアンモニウム塩などの脂肪族第一級〜第四級アミン、アニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリンなどの芳香族第一級〜第三級アミン、ピリジン、ビピリジンなどの環状第三級アミンなどである。成分bはリンモリブデン酸、ケイモリブデン酸などとし、成分Aの高レベル放射性廃液、廃触媒の浸出液、金属の酸洗浄液から、成分aとの組み合わせによりPGMsを選択的に分離でき、沈殿形成反応は常温常圧下で攪拌して沈殿させることが出来る。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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