出願番号 |
特願2001-031622 |
出願日 |
2001/2/7 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2002-234024 |
公開日 |
2002/8/20 |
登録番号 |
特許第4028966号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
セメント系組成物の製造方法 |
技術分野 |
土木・建築、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
石炭灰、混水攪拌、スラリー化、石炭灰スラリー、セメントモルタル、コンクリート |
目的 |
産業副産物である石炭灰の大量消費を可能にするセメント系組成物の製造方法の提供。 |
効果 |
化学混和剤の多量使用による製造コストの高額化、凝結の遅延、初期強度の低下等の諸問題、更には、石炭灰中の膨張成分による膨張ひび割れの問題を解決できる。 |
技術概要
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この技術では、石炭灰及び水を強制練りパン型の混合攪拌機(ミキサー)に投入する。混合攪拌機は、24時間(1日)以上の所定時間、連続的に作動し、石炭灰をスラリー化する。この結果、石炭灰が均等に分散した石炭灰スラリーが混合攪拌機内に生成する。所望により、石炭灰スラリーを半日以上の時間、混合攪拌機内に静置する。一般には、石炭灰として、石炭火力発電所の副産物である廃棄石炭灰を使用し、混練水として、上水道水、地下水、工業用水等の一般的な練混ぜ水を使用する。石炭灰スラリーを所定の配合に従って、セメント、水、化学混和剤及び骨材と更に混合し、セメントモルタル又はコンクリートに調合する。化学混和剤として、AE剤、減水剤、AE減水剤及び/又は高性能AE減水剤を使用する他、所望の化学混和剤を任意に使用する。セメントとして、普通ポルトランドセメント(JIS R 5210)を好適に使用し得るが、他の種類のセメント、例えば、早強セメント等を使用しても良い。骨材として、一般的に使用される粗骨材及び細骨材を使用できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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