出願番号 |
特願平10-219908 |
出願日 |
1998/7/21 |
出願人 |
農林水産省家畜改良センター所長 |
公開番号 |
特開2000-032829 |
公開日 |
2000/2/2 |
登録番号 |
特許第2913037号 |
特許権者 |
独立行政法人家畜改良センター |
発明の名称 |
採種用トレーラー |
技術分野 |
機械・加工、金属材料 |
機能 |
機械・部品の製造、その他 |
適用製品 |
植物体種子採種用トレーラー・ギニアグラス採種用トレーラー、カラードギニアグラス採種用トレーラー、シードキャッチャー |
目的 |
出穂、稔実が斉一でなく採種位置が高くしかも脱粒、落果しやすく優良種子(高発芽率、高純種子率の種子)の採種が困難なギニアグラス等の植物体について省力的にかつ大面積における採種が可能であり、また動力機械を用いながらも種子に衝撃を与える心配がなく、そのためコンバインで収穫されるものよりも発芽率が良く発芽率の基準(40%)を容易にクリアする種子の採種が可能であり、さらに高い位置で採種するために雑草や菌核、土壌などの混入するおそれのない採種用トレーラーを提供する。 |
効果 |
本発明の採種用トレーラー(シードキャッチャー)を用いれば大規模栽培であってもオペレーター1名が短時間で行うことができ、種がしなる勢いで稔実した種子を採種するので種子に衝撃を与える心配がない。また採種用袋網の高さの調節が可能なことから出穂、稔実が斉一でなく他の雑草よりも草丈の高いギニアグラスの穂のみを叩く高さに調節することにより、ギニアグラスの種子のみを採種することができ、しかも採種用袋網が地面に接触することがないため海外増殖用として供用できる。さらにダンプ・トレーラーを利用して制作できるため制作費用が安い。 |
技術概要 |
トラクターに連結して牽引走行せしめられるトレーラー部と、トレーラー部の荷台上に設置されて上下2枚の金属板(鋼板などからなる)の間に左右一対の金属管(アルミパイプや鋼管など)を回転可能に取り付けた基部と、基部にこれを支点として取付けられた左右一対のキャッチャー部とを備え、トレーラー部は荷台を昇降しうるように構成されており、キャッチャー部は横長状の枠体に幅約4.3m、高さ約1m,奥行き約0.8m程度の採種用袋網を取付けてなるものであり、かつ左右一対のキャッチャー部が基部を中心として走行方向に対して開閉自在に構成されている採種用トレーラーである。なおこのトレーラーは草丈が高く、採種位置が高く、しかも脱粒しやすい植物体の種子(例えばギニアグラス、カラードギニアグラスなど)を採種するのに用いられる。特にギニアグラスの種子の採種に好適である。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|