出願番号 |
特願2003-415775 |
出願日 |
2003/12/12 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-170761 |
公開日 |
2005/6/30 |
登録番号 |
特許第4320398号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
複合酸化物、複合酸化物の製造方法、抵抗温度計用測温センサー材料、及び抵抗温度計 |
技術分野 |
電気・電子、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
抵抗温度計の測温センサー材料 |
目的 |
Na及びRuの供給源となる原料物質を酸化性雰囲気下で加熱反応させて、抵抗温度計の測温センサー材料に好適な複合酸化物を得る。 |
効果 |
室温での導電性を測定・校正することにより、室温から液体ヘリウム温度まで変調ホッピング型の電気伝導性を示すことができる。 |
技術概要
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(A)Naの供給源となる物質(例えば、酸化ナトリウム)と、(B)Ruの供給源となる物質(例えば、酸化ルテニウム)とを混合し、(C)酸化性雰囲気下で加熱反応させて、式:Na↓(2−x)RuO↓4(xは、0≦x≦0.05)で表される複合酸化物を得る。成分A、Bの金属成分の比を、Na:Ru(原子比)=2〜2.8:1とし、成分Cの酸素圧は0.05MPa以上とし、予備熱処理を420から520℃で行った後に加熱温度を550〜650℃として反応させることが好ましい。成分Aは他に過酸化ナトリウム、エトキシナトリウムなどで、、成分BはRuO↓2、Ru金属などが好ましく、両方の金属成分を含むNa↓3RuO↓3、Na↓2RuO↓3なども原料物質として使用でき、得られる複合酸化物のRuは酸素を五配位し、RuO↓5三方両錐体が互いに頂点を共有して形成される鎖状構造部分を含む結晶構造であるのが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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