出願番号 |
特願2003-402547 |
出願日 |
2003/12/2 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2005-160371 |
公開日 |
2005/6/23 |
登録番号 |
特許第4280820号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
O−ホスホセリンの製造方法、及び新規セリンホスホトランスフェラーゼ |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
色素沈着改善作用をもつシステイン、去痰作用をもつカルボシステインの原料化合物として有用なO−ホスホセリンの製造に適用する。 |
目的 |
ヌクレオチドの存在下、セリンに特定の酵素を作用させてO−ホスホセリンを製造する方法を提供する。 |
効果 |
新たな手法でO−ホスホセリンの製造が可能になり、また、ヌクレオチドを利用するので菌体破砕後の核酸の分解物を原料として用いることができる等の利点を有する。 |
技術概要 |
ヌクレオチド、特にATPをリン酸供与体として使用し、セリンにセリンホスホトランスフェラーゼを作用させる酵素反応によりO−ホスホセリンを製造する。セリンホスホトランスフェラーゼは、アエロパイラム・ペルニックス(JCM 9820)を、温度が60〜100℃で、pHが5〜9の培地で培養して得られ微生物であって、微生物の菌体処理物をそのまま、微生物から単離した粗酵素または精製酵素を作用させる。反応は、水性媒体中にセリンホスホトランスフェラーゼを0.005〜0.2U/ml添加し、反応温度60〜95℃、反応時間1〜24時間で行われる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|