塩縮した野蚕絹糸および羊毛である天然繊維、その天然繊維の製造方法、ならびにその天然繊維を利用した抗菌性繊維素材および活性物質担持繊維素材

開放特許情報番号
L2004002539 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2004/2/20
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2002-028090
出願日 2002/2/5
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所、独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2003-227064
公開日 2003/8/15
登録番号 特許第3696555号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 塩縮した天然繊維ならびにその製造方法
技術分野 繊維・紙、有機材料、無機材料
機能 材料・素材の製造、接着・剥離
適用製品 塩縮した天然繊維、塩縮した天然繊維の製造方法、抗菌性繊維素材、活性物質担持繊維素材
目的 バルキー性、耐摩耗性に優れ、手触り時の風合感がよく、さらには染料による染着性に優れた塩縮天然繊維(野蚕絹糸および羊毛)と、この塩縮した野蚕絹糸および羊毛の製造方法と、ならびに塩縮した野蚕絹糸や羊毛を利用した抗菌性繊維素材や活性物質担持繊維素材とを提供する。
効果 塩縮野蚕絹糸や羊毛は塩縮前のものと比べて染色性が向上し、かたさが軽減され、柔らかく、肌触りが良好となり、風合感が改善され、糸嵩が増してソフトタッチの風合い感となる。また、中性塩水溶液で処理に引き続いて凝固浴で処理すれば塩縮はさらに完全になる。さらに処理対象としてグラフト加工または化学修飾加工したものを用いれば塩縮率を制御することができる。さらにまた、抗菌性金属水溶液や廃液中の金属を吸着させるための繊維素材として有用であり、活性物質を添加した絹フィブロイン水溶液で処理すれば活性物質を担持させることができる。
技術概要
 
天然繊維として野蚕絹糸または羊毛を中性塩水溶液中に浸漬し、引き続いて取り出した天然繊維を凝固浴中に浸漬して塩縮・凝固した天然繊維を製造する方法と天然繊維であり、中性塩が臭化リチウム、硝酸リチウム、塩化リチウム、チオシアン酸リチウム、硝酸カルシウム、または塩化カルシウム、中性塩の濃度が0.8g/mLより高く6.0g/mL以下、凝固浴が水単独または水/アルコールの混合水溶液、野蚕絹糸または羊毛が疎水性あるいは親水性ビニル化合物のグラフト重合用モノマーを用いて化工したグラフト化工野蚕絹糸もしくは羊毛、またはエポキシ化合物あるいは酸無水物の反応性モノマーを用いて化学修飾加工した化学修飾加工野蚕絹糸もしくは羊毛である。そしてさらに天然繊維として羊毛を尿素水溶液中に浸漬して分子間・分子内の水素結合を切断し、引き続いて得られた羊毛を中性塩水溶液中に浸漬して塩縮・凝固した羊毛を製造する方法と天然繊維である。また塩縮して得られた天然繊維に抗菌性金属が吸着されている抗菌性繊維素材や絹フィブロインが付着し、この絹フィブロイン基質中に酵素、医薬品、生理活性部室、生体触媒から選ばれた活性物質を含有する活性物質担持繊維素材。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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