出願番号 |
特願2003-067166 |
出願日 |
2003/3/12 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2003-335574 |
公開日 |
2003/11/25 |
登録番号 |
特許第4802317号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
リン酸カルシウム系セラミックスビーズ集積体及びその構築方法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
骨再生を目的とした骨欠損部・骨折部補修用、骨粗ショウ症・骨延長部位に対する注入剤、金属製人工材料と骨母床間の間隙充填用の充填剤、薬剤担体、細胞培養担体。 |
目的 |
水酸アパタイトなどを原料として、長軸直径や貫通孔径を特定としたリン酸カルシウム系セラミックスのビーズ状成形体とし、所定の空間に集合体として充填した時に、完全又は部分的連通孔多孔体を形成する機能を有するセラミックス成形体。 |
効果 |
1つ以上の間通孔を有する生体適合材料で、貫通孔の一部又は全部を一定方向に配向させたビーズ集合体が得られ、物質輸送が円滑であるため、骨形成に係る細胞の分化・増殖が円滑に行われる。 |
技術概要 |
水酸アパタイト、炭酸アパタイト、リン酸水素カルシウムなどを原料とし、例えば球体成形用割型を用いて、1〜3000kg/cm↑2程度で一軸加圧成形する、または冷間静水圧プレスで1000〜10000kg/cm↑2程度で成形する、或いは所望のリン酸カルシウム粉をアルギン酸ナトリウムに懸濁させたものを凝固液に滴下させるなどの方法で、長軸直径が好ましくは200μm〜6mmのビーズ体とし、これに所望のニードルで好ましくは径が100μm〜3mmの貫通孔を形成し、次いで好ましくは1000℃で1時間焼成して1つ以上の貫通孔を有するセラミックスビーズとする。これを貫通孔を例えばナイロンワイヤー等の単線、複線又は撚り線等で連結して所定の空間に充填して集合体とした時に完全又は部分的連通孔多孔体を形成する事の出来る、リン酸カルシウムセラミック成形体。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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