ゲル化剤及びその製造方法

開放特許情報番号
L2004000559
開放特許情報登録日
2004/1/23
最新更新日
2015/10/2

基本情報

出願番号 特願2002-064487
出願日 2002/3/8
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2003-261859
公開日 2003/9/19
登録番号 特許第3813519号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ゲル化剤及びその製造方法
技術分野 有機材料、無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 液状化合物、流動性化合物の流動性、自己組織化、3次元構造体、有機溶媒
目的 極性、非極性を問わず、種々の立体構造、電子的性質を有する分子からなるあらゆる流動性化合物に対して、ゲル形成能を一般的に有しており、特に、有機溶媒全般に対して優れたゲル形成能を発現し得る新規なゲル化剤の提供。
効果 種々の非極性溶媒、極性溶媒に対して、安定なゲル化を行うことができ、優れたゲル形成能を発揮することができるという効果を奏する。また、特に、有機溶媒に対して優れたゲル形成能を有し、高効率にてゲル化を行うことができるので、危険物の漏洩の回避、危険物の運搬、携帯可燃物の製造に利用できるという効果を奏する。
技術概要
 
この技術では、ゲル化剤は、ビスサリチルアルジミンを配位子として有する環状多核金属錯体を含む。環状多核金属錯体が有する空孔及びπ−πスタッキングを利用することによって、ゲル化剤は自己組織化できる。それゆえ、流動性化合物にゲル化剤が添加されると、π−πスタッキングにて連結された環状多核金属錯体が、網目状の3次元構造体を形成し、3次元構造体内に流動性化合物の分子を取り込む。これにより、流動性化合物は、網目状の3次元構造体に包接された状態となって、流動性化合物の流動性が著しく低下し、ゲル化が生じる。従って、ゲル化剤は、環状多核金属錯体によって、π電子間の相互作用によって3次元構造体を構築するので、ベンゼン等のπ結合を有する芳香族化合物が取り込まれやすくなっている。すなわち、環状多核金属錯体と芳香族化合物との間にも、π電子間の相互作用が生じるので、ゲル化剤が形成する3次元構造体内に、芳香族化合物が安定して存在する。そのため、3次元構造体内に取り込まれた芳香族化合物は、流動性が著しく低下してゲル化する。これにより、π結合を有する平面分子である芳香族化合物に対しても、高いゲル形成能を示す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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