2MHzの高周波電流による誘導加熱式焼ばめ装置

開放特許情報番号
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開放特許情報登録日
2003/9/19
最新更新日
2011/4/1

基本情報

出願番号 特願2001-210329
出願日 2001/7/11
出願人 ワイエス電子工業株式会社
公開番号 特開2003-025158
公開日 2003/1/29
登録番号 特許第3796418号
特許権者 ワイエス電子工業株式会社
発明の名称 刃物ホルダーの加熱方法および焼ばめ装置
技術分野 電気・電子、機械・加工
機能 機械・部品の製造、表面処理、加熱・冷却
適用製品 切削加工装置
目的 極細のドリルなどの刃物を把持する細い刃物把持ホルダーを刃物を把持した状態から刃物を抜き外せる状態に誘導加熱により効率よく加熱する焼ばめ装置を実現する刃物ホルダーの加熱方法および焼ばめ装置を提供することを目的にしている。
効果 (1)0.5mm程度の肉薄の刃物ホルダーであっても、刃物ホルダーのみを加熱膨張させて刃物を抜き外すことが確実に行える。(2)2MHz高周波の使用で電力量を小さくでき装置の著しい小型化を実現する。試作器においては幅21cm、高さ15cm、奥行28cm、重5kgという、従来装置:容積比1/9、重比1/10の小型化を実現。(3)1.8MHz〜3MHzの周波数帯域の使用で漏洩電波やノイズの発生によるトラブルが起き難い。
技術概要
焼ばめ装置1は負荷である刃物ホルダー8の負荷特性により電流値は変化するが、12mmのニッケルクロム製刃物ホルダーの加熱においては、100V、5.1A、50ヘルツの商用電流がダイレクト整流回路2で100Vの直流電流に整流され、共振回路4において2MHzの高周波電流に変換されるとともに、800V程度に昇圧された2MHzの高周波電流が電圧降下トランス3から20V、25Aに電圧降下させられた2MHzの高周波電流として加熱コイル部10に供給される。直径5mm、刃物保持孔7の直径3mm、肉厚1mmの刃物ホルダー8のような、小径・極細刃物を把持する小径肉薄刃物ホルダーにおいては、装着された刃物9を抜き外す場合には、その電流浸透深さが刃物ホルダーの肉厚1mmより浅い0.35mmであるので、電流は刃物ホルダー8のみに流れて刃物9には流れないので刃物ホルダー8のみが発熱し刃物9は発熱しない。したがって、発熱した刃物ホルダー8の熱が刃物9に十分に伝わる前に該9引き抜くなら熱膨張拡径した刃物把持孔7から確実に抜き取ることができる。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 今日、金型を製作においては極細のドリルを6万/min回転以上の超高速回転させ、高精度に奥深くまで鏡面仕上げを不用とするような高精度加工や、基盤を4枚重ねるなどの多層基盤の製作において、基盤にメッキ導体を施すための微細孔を4枚重ねた状態で貫き形成するために0.1mm以下の高速ドリルにて行う方法など、極細刃物による切削技術は益々重要な技術となっており、このような極細のドリルを強力に把持し且つ抜き外しが確実に行える方法が技術的課題となっている。本発明はこの課題にを解決するものである。

登録者情報

登録者名称 中谷 進

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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