胚特異的に、かつ胚発生の極初期段階から任意の遺伝子の発現を強く誘導するプロモータ活性を有するDNA

開放特許情報番号
L2003005954 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2003/8/1
最新更新日
2015/7/30

基本情報

出願番号 特願2001-358366
出願日 2001/11/22
出願人 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
公開番号 特開2003-159071
公開日 2003/6/3
登録番号 特許第3593565号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 植物の胚特異的遺伝子および該遺伝子のプロモータ、並びにそれらの利用
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、その他
適用製品 種子胚の形態改変、胚組織での遺伝子発現、胚組織における有用物質の産生・蓄積
目的 植物において、胚特異的かつ胚発生の極初期段階から発現する遺伝子、並びに、その遺伝子のプロモータであって、胚特異的かつ胚発生の極初期段階から任意の遺伝子を誘導可能なプロモータを提供する。
効果 本発明におけるプロモータ活性を有するDNAは、各種代謝系酵素遺伝子の発現誘導による有用物質の胚組織における産生・蓄積技術、胚致死をもたらすような遺伝子の強制発現による種子の不活化、ホルモン合成系関連遺伝子等、形態形成関連遺伝子の胚組織での発現誘導による種子胚の形態改変等に利用可能である。また、単細胞からの不定胚誘導系を利用した形質転換技術において、抗生物質耐性等の選抜マーカー遺伝子を不定胚形成の初期段階から発現させることが可能となる。
技術概要
 
ナタネの未熟花粉培養法を用い、小胞子胚発生を誘導した細胞と通常の花粉形成を継続する細胞との間で遺伝子発現を網羅的に解析した。クローニングした遺伝子の発現制御部位と考えられる上流領域をナタネゲノムDNAを鋳型として、逆PCR法によってクローニングした。クローニングしたDNA断片はナタネ花粉胚発生およびシロイヌナズナ接合子胚発生のどちらの過程においても、胚発生極初期から胚組織特異的に外来遺伝子の発現を強く誘導する性質をもつことが明らかとなった。本発明におけるプロモータ活性を有するDNAを用いることにより、胚組織に特異的に任意の遺伝子発現が誘導されるため、胚以外の組織に対する導入遺伝子の影響を軽減することができる。例えば、種子以外の葉、根、果肉等を可食部とする農作物においては、収穫物において蓄積していないことが望ましい選抜マーカー遺伝子産物の産生を防止することができる。その他、高等植物における遺伝子工学系の産業分野において、胚組織に特異的に導入遺伝子を発現させることが必要とされる際に広範に利用可能である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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