急勾配もしくは狭幅もしくは上下流側の水位変動が大きい条件下でも多様な魚類等が遡上可能で、かつ異物の流入を抑制できる魚道水路の構造

開放特許情報番号
L2003005837 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2003/7/25
最新更新日
2015/6/24

基本情報

出願番号 特願2001-220520
出願日 2001/7/19
出願人 独立行政法人農業工学研究所
公開番号 特開2003-027452
公開日 2003/1/29
登録番号 特許第3612561号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 魚道水路の設計方法
技術分野 土木・建築
機能 材料・素材の製造
適用製品 魚道水路
目的 魚道勾配が急であったり水路幅が狭いといった地形的条件の制約下においても、魚道水路の上下流側両水域の水位変動に関係なく魚道水路の流速及び流量の増大を抑制し多様な魚類を遡上させやすくすることができるとともに、魚道水路への果物の流入を阻止しやすい魚道水路の構造を提供する。
効果 潜孔からの流速の抑制と魚類等水中生物の通路確保を同時に図るようにしているので、魚道水路が急勾配もしくは高落差もしくは魚道水路の敷地が狭わい、もしくは魚道水路上下流側水域の水位変動が大きい条件下でも、潜孔からの流速と流量を一定以下に抑制し多様な魚類等を遡上させやすくすることができる。また隔壁間隔を狭めることにより水路内への異物の流入を抑制するようにしたので、異物等の魚道水路内への流入やそれらによる閉塞も抑えられる。
技術概要
 
水路内に潜孔(オリフィス)が空けられた複数の隔壁を設けるとともに、これら潜孔のうち、隣接する潜孔の開口面が流れ方向に一部重なり合うように配置することにより又は隣接する潜孔の開口面が流れ方向に互いに重なり合わないように配置しつつ隔壁間隔を広げることにより潜孔からの流速の抑制と魚類等水中生物の通路確保を同時に図る魚道水路の構造である。また、潜孔は隔壁上に矩形状に形成され、隣接する潜孔は左右交互に配置される。さらに隔壁間隔を狭めることにより水路内への異物の流入を抑制することができる。隔壁間隔が狭いので隔壁上を異物が流下しやすいうえ、たとえ異物が漂着しても複数の隔壁で支えるので異物によるダメージを受けにくくできる。なお隔壁間隔の縮小に伴い単位区間当たりの隔壁数は増大するが、複数の隔壁で載荷異物を支えること、および小型の魚類等が遡上可能な程度に潜孔からの流速を低減させた場合には各隔壁上下流の水位差(落差)もそれに応じて小さくなることから隔壁の強度を下げることができ、隔壁の薄肉化もしくは低コスト化が図れる。そして隔壁の薄肉化により魚道水路内に隔壁をはめ込んで施工できるようになるほど施工や維持管理も容易になる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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