生物体を塩の非存在下または低濃度の存在下で加熱処理する生物体からの核酸溶出方法

開放特許情報番号
L2003005836 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2003/7/25
最新更新日
2015/7/30

基本情報

出願番号 特願2001-212281
出願日 2001/7/12
出願人 独立行政法人食品総合研究所
公開番号 特開2003-024067
公開日 2003/1/28
登録番号 特許第3735706号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 生物体から核酸を溶出する方法
技術分野 化学・薬品、有機材料、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、加熱・冷却
適用製品 生物体からの核酸溶出方法、糸状菌、担子菌、植物培養細胞、植物体、細菌、酵母、大腸菌、微生物
目的 糸状菌、担子菌、植物培養細胞、植物体の細胞壁を有する生物と細菌や酵母から簡便でかつ短時間に核酸を溶出する方法を提供する。
効果 細胞壁を有する殆どすべての生物または細胞壁を有しない生物に簡便かつ迅速な核酸溶出法を適用できる。近年、生物種の分類がリボゾームDNAの配列に基づいて行われているが本発明を組み合わせることにより多数の生物の分類が一度に極めて容易に行えるようになる。また多くの微生物に利用でき、さらに核酸溶出前に各々の微生物を純化したり培養したりする必要がないため、自然界の生物を混合系として直接そのまま解析できる。従って土壌等、種々の生物、特に様々の微生物から構成される微生物生態系の解析に、本発明による核酸溶出法は有用である。
技術概要
 
生物体を塩の非存在下または低濃度の存在下で加熱処理する、あるいは生物体を高塩濃度で加熱処理し次いで塩の非存在下または低濃度の存在下で加熱処理する生物体からの核酸溶出方法である。生物体が糸状菌、担子菌、植物培養細胞、植物体の細胞壁を有する生物に一般的に応用できる方法であり、さらに細菌や酵母にも利用できるため生物一般に利用できる方法であることが確認された。また塩としてKCl、NaCl、LiCl、CsClが挙げられる。核酸としてはDNA及びRNAが含まれる。核酸の溶出は塩濃度を高くしていくと顕著に阻害されるので、高塩溶液における熱処理では核酸の溶出を抑えながらDNA分解酵素等の酵素活性を失活させ、その後塩濃度を下げ加熱処理をして核酸を溶出させることで安定したサンプルが得られた。そこで長いPCR産物を得るための溶出法として二段階操作を用い、約2,000bpまでの長さのPCR産物を再現性高く得ることができるようになった。従って本発明方法では、PCR産物の予想長に応じてワンステップにするか、ツーステップにするかを適宜使い分けて行うことができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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