出願番号 |
特願平09-343318 |
出願日 |
1997/12/12 |
出願人 |
昭和アルミニウム株式会社 |
公開番号 |
特開平11-170071 |
公開日 |
1999/6/29 |
登録番号 |
特許第3081825号 |
特許権者 |
昭和電工株式会社 |
発明の名称 |
摩擦撹拌接合法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
エンジンマウント、サスペンションアーム、スペースフレーム、車両用金属製部品を製作する際に用いられる摩擦撹拌接合法 |
目的 |
断面円形の接合部材を周方向又は長さ方向の接合予定部位において接合一体化するに際し、接合部材を迅速に軟化させることができ、かつ接合部材が捲れてしまうことも防止することのできる摩擦撹拌接合法の提供。 |
効果 |
回転子の肩部の押し付け部分と接合部材の表面乃至内部素地との摺動によって摩擦熱を発生させ得るものとなり、この摩擦熱とプローブの回転により発生する摩擦熱とよって、プローブとの接触部分近傍において接合部材を迅速に軟化させることができる。さらに、接合速度を速くすることができ、接合作業能率が向上する。また、接合部材が捲れてしまうことも防止でき、もって接合状態の良好な接合品を製作することができる。 |
技術概要
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この技術では、プローブ挿入状態で、プローブを接合予定部位に沿って移動させ、あるいはプローブが順次、接合予定部位を通過するように接合部材を回転させることにより、接合部材を接合する。回転子の肩部におけるプローブの移動方向反対側の部分又は接合部材の回転方向側の部分が接合部材に押し付けられ、かつプローブの移動方向側の部分又は接合部材の回転方向反対側の部分が接合部材表面から浮き上がった状態で、プローブを移動させ、あるいは接合部材を回転させる。これによれば、回転子の肩部の押付け部分と接合部材の表面乃至内部素地との摺動によって摩擦熱が発生する。この摩擦熱と、プローブの回転により発生する摩擦熱とによって、プローブとの接触部分近傍において接合部材は迅速に軟化する。加えて、回転子の肩部におけるプローブの移動方向側の部分又は接合部材の回転方向反対側の部分が接合部材の表面から浮き上がっているので、接合部材が、回転子の肩部におけるプローブの移動方向側の部分又は接合部材の回転方向反対側の部分のコーナー部に引っ掛かることもなくなり接合部材が捲れなくなる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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