出願番号 |
特願2000-280005 |
出願日 |
2000/9/14 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2002-088090 |
公開日 |
2002/3/27 |
登録番号 |
特許第3530929号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
有機ケイ素化合物の製造法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ポリフルオロオレフィンとヒドロシラン化合物とを直接反応させてポリフルオロ有機ケイ素化合物を効率よく製造する方法 |
目的 |
ポリフルオロオレフィンのヒドロシリル化によって、ポリフルオロ有機ケイ素化合物(例えば、パーフルオロ基を有するシランカップリング剤など)を効率よく、高収率でかつ工業的に有利に製造する方法の提供。 |
効果 |
安価でかつ入手が容易な二酸化炭素を溶媒として用い、ポリフルオロオレフィンとヒドロシラン化合物とを遷移金属錯体の存在下に反応させることにより、種々のポリフルオロ有機ケイ素化合物を効率よく高収率で製造することができる。 |
技術概要 |
この技術では、溶媒として超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素を用い、ポリフルオロホスフィン化合物を配位子とする遷移金属錯体の存在下に、ポリフルオロオレフィンとヒドロシラン化合物とを反応させるポリフルオロ有機ケイ素化合物の製造方法を提供する。原料として用いられるポリフルオロオレフィンとしては炭素数2〜20のものが好ましい。ヒドロシラン化合物としては、一般式HSiR↑1R↑2R↑3で示されるものであり、式中R↑1、R↑2、R↑3は、水素、アルキル基アルコキシ基、アリール基などである。触媒として、ポリフルオロホスフィン化合物を配位子とする遷移金属錯体が用いられる。溶媒として超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素を用い、遷移金属錯体の存在下に、ポリフルオロオレフィンとヒドロシラン化合物を反応させることにより、直接ポリフルオロ有機ケイ素化合物が得られる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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