非熱可塑性セルロース系天然高分子物質からの熱可塑化複合体の製造法、及びその成形体

開放特許情報番号
L2003001862 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2003/3/14
最新更新日
2015/8/21

基本情報

出願番号 特願平10-377777
出願日 1998/12/10
出願人 工業技術院長
公開番号 特開2000-169594
公開日 2000/6/20
登録番号 特許第3099064号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 非熱可塑性セルロース系天然高分子物質からの熱可塑化複合体の製造法、及びその成形体
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 熱可塑性高分子物質、天然バイオマス資源
目的 非熱可塑性セルロース系天然高分子物質と熱可塑性高分子物質の混合物を固体状態のまま乾式で機械的に粉砕することを特徴とする熱可塑性を有する複合体の製造方法の提供。
効果 非熱可塑性セルロース系天然高分子物質を熱可塑性高分子物質と共に無溶媒で、比較的単純な乾式粉砕で機械的処理することにより熱可塑性を発現する複合体を製造することができる。
技術概要
 
この技術では、セルロース系物質を熱可塑性高分子物質と共に機械的に粉砕すると、圧力およびせん断力によって固体状態特有のメカノケミカル反応が起こる。この作用により、セルロース物質の結晶構造が破壊され、お互いの高分子が分子レベルで接近し、水素結合を形成することにより相溶化等が起こり、複合化する。さらに言えば、セルロース等のセルロース系物質に対し、熱可塑性高分子物質を5〜20重量%程度混合し、機械的粉砕機等で機械的に粉砕すれば、粉砕中の圧力やせん断力によってメカノケミカル反応が起こり、セルロース系物質の結晶構造や水素結合が破壊され活性化する。それと同時に、非熱可塑性セルロース系天然高分子鎖間に混合した熱可塑性高分子が挿入され、両高分子鎖間で水素結合や疎水結合が形成されることにより複合化し、熱可塑性を発現する複合体が得られる。この複合体からは、加熱成形により容易に立体成形体を成形することができる。更に、この成形体を粗粉砕して得られた粉末やペレットは再度加熱成形により容易に立体成形可能である。今までに、このようなセルロース系物質の熱可塑化複合体およびその成形体は得られていない。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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