機能性素材として有用なセリシンを大量に生産する蚕品種

開放特許情報番号
L2003001149 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2003/2/28
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2000-059239
出願日 2000/3/3
出願人 国立研究開発法人農業生物資源研究所
公開番号 特開2001-245550
公開日 2001/9/11
登録番号 特許第3374177号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 セリシンを大量に生産する蚕品種
技術分野 繊維・紙、食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 酸化防止剤、美白材、保湿材、化粧品、衣料品
目的 機能性素材として有用なセリシンを大量に生産する新しい蚕品種を提供する。
効果 本発明により新たに育成されたセリシンを大量に生産する蚕品種によれば、機能性材料として各産業界で需要の高いセリシンタンパク質を高能率で生産できる。また、これらの品種は蚕染色体DNAの制限酵素断片長多型(RFLP)を、蚕の28対の各染色体に座乗する遺伝子に由来する蚕cDNAプローブを用いて検出することにより、他の蚕品種と区別することができる。
技術概要
 
純度の高いセリシンのみを合成する蚕の突然変異種の「裸蛹系統」と普通品種の「強健・多糸量系統」を交雑育種することにより、本発明のセリシンを大量に生産する新品種が得られる。上記「裸蛹系統」は、好適には「Nd系統」が挙げられ、本系統は、純度99%のセリシンを合成し、営繭率が低く、繭を作らず裸蛹となる割合が60%を越える系統である。一方の普通品種である「強健・多糸量系統」は、通常の飼育では春蚕期の場合、幼虫の生存率及び化蛹歩合がそれぞれ95%及び85%以上となり、繭重及び繭層重がそれぞれ2gおよび0.6gを越える系統であれば特に限定されないが、例えば、日本種系統の「NS2系統」や中国種系統の「CS83系統」が好適に使用される。上記組合せで得られた雑種から3〜5世代にわたり選抜することにより、セリシンを大量に生産し、かつ営繭率がよく、裸蛹や半化蛹が出現しない新規な蚕品種を育成することができる。本品種は1頭あたりの吐糸量が72mg以上あり、かつ繭層のセリシンの割合がNd系統と同程度である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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