出願番号 |
特願2000-389537 |
出願日 |
2000/11/16 |
出願人 |
独立行政法人海上技術安全研究所 |
公開番号 |
特開2002-145194 |
公開日 |
2002/5/22 |
登録番号 |
特許第3459984号 |
特許権者 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
舶用自動操舵システム |
技術分野 |
情報・通信、輸送 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
船舶、操舵装置、指令舵角 |
目的 |
定常外乱力成分と見なせる極低周波数成分の外乱力に対しても平均船首方位と目標船首方位とを一致させ、かつ、外乱力のうち変動外乱力成分に対しては、これに対応する操舵を行わないようにする設定から時々刻々の船首方位偏差を小さく押さえる設定までの範囲で選択することを可能とした、船用自動操舵システムの提供。 |
効果 |
外乱に定常外乱力成分と見なせる極低周波数成分が存在しても、これに応じた定常舵角を指令舵角に含めることが可能となるため、平均船首方位と目標船首方位とを一致させることが可能となる。 |
技術概要
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この技術では、船舶の操舵装置に指令舵角を与えて自動制御を行う舶用自動操舵システムにおいて、船体に装着された船首方位計と同船首方位計で計測された船首方位から船首揺れ周期を求める船首揺れ周期検出手段と目標船首方位入力手段とを備え、船首方位計で計測された船首方位と目標船首方位入力手段により入力された目標船首方位との差としての時々刻々の船首方位偏差を演算するための第1演算部と、船首揺れ周期検出手段により求められた船首揺れ周期と第1演算部で求められた船首方位偏差とに基づき船体に作用する外乱力のうちの定常外乱力成分と見なせる極低周波数成分に対応した第1指令舵角成分を算出する第2演算部と、船首揺れ周期と船首方位偏差とに基づき外乱力のうちの変動外乱力成分に対応した第2指令舵角成分を算出する第3演算部と、第2演算部と第3演算部とでそれぞれ求められた第1指令舵角成分と第2指令舵角成分とを合算して指令舵角を演算する第4演算部とが設けられる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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