神経細胞の細胞接着を抑制し、細胞遊走を起こさせるための、又は、神経突起縮退を促進することにより神経可塑性を惹起するための、SPARC融合タンパク質含有医薬組成物。

開放特許情報番号
L2001003969 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2001/3/10
最新更新日
2015/8/13

基本情報

出願番号 特願平11-049708
出願日 1999/2/26
出願人 工業技術院長
公開番号 特開2000-247901
公開日 2000/9/12
登録番号 特許第3012930号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 SPARC融合タンパク質含有医薬組成物
技術分野 情報・通信、有機材料、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 増殖、接着、移動、興奮といったような、神経細胞や神経シナブスに起こるあらゆる変化の機構の研究試薬、又は、その変化に起因する状態や疾患、代表的には創傷治療や動脈硬化症などの脳内の血管新生により改善されうる疾患、てんかん等の神経系疾患の予防治療などの医薬品
目的 血管新生に関連する諸機能はいずれも血管内皮細胞で確認されているだけで、明らかにされていない。一方麻薬性鎮痛薬のモルヒネは、繰り返し投与により、耐性、身体的および精神的依存が形成されやすく、投与間隔が短いほど短時間で形成されるという問題がある。しかし、このようなモルヒネなどの向精神薬の投与による神経シナブス機能の長期変化を誘導する物質は明らかにされていない。本発明は、このような物質の探索解明と共に、それら神経系の機構の研究、関連する神経系疾患の予防治療に利用できる医薬組成物を提供する。
効果 本発明によれば、増殖、接着、移動、興奮といったような神経細胞や神経シナブスに起こるあらゆる変化の機構の研究に、又、その変化に起因する状態や疾患、特に創傷治療や動脈硬化症などの脳内の血管新生により改善される疾患、てんかん等の神経系疾患の予防治療に利用できる医薬組成物が提供される。SPARC融合タンパク質をモルヒネと共に投与したところ、脳内でモルヒネ自発運動量が増強すること、即ち神経シナブス機能が変化していること、神経細胞に対し抗細胞接着活性や球形化活性を発揮することをも確認された。
技術概要
本発明は、以下の(a)又は(b)に示すタンパク質を有効成分とする医薬組成物である。(a)配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列を有するタンパク質、(b)配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列を有し、かつSPARCの生理学的活性を有するタンパク質。本発明の医薬組成物の有効成分であるSPARC融合タンパク質とは、SPARCとチオレドキシンとの融合タンパク質である。このSPARC融合タンパク質は、例えば、チオレドキシン遺伝子の下流にあるマルチクローニングサイトにSPARCをコードするDNAを挿入し、これを大腸菌等において大量に発現させることによって調製することができる。図7はSPARC融合タンパク質が脳内でモルヒネによる自発運動量の増強していることを示す。図8はSPARC融合タンパク質の抗細胞接着活性を示す。図9はSPARC融合タンパク質の細胞球形化活性を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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