2−プロパノールから温和な条件で効率よく水素を製造する方法

開放特許情報番号
L2001003955 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2001/3/10
最新更新日
2015/8/13

基本情報

出願番号 特願平10-342472
出願日 1998/12/2
出願人 工業技術院長
公開番号 特開2000-169101
公開日 2000/6/20
登録番号 特許第2976032号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 2−プロパノールからの水素の製造方法
技術分野 化学・薬品、有機材料、無機材料
機能 材料・素材の製造、加熱・冷却
適用製品 アンモニア合成、メタノール合成、種々の有機化合物の水素化、塩化水素の製造、ロケット燃料、自動車燃料などの二酸化炭素を排出しないクリーンな燃料。
目的 水素の製造方法として、2−プロパノールを利用する方法、ルテニウム、白金などの貴金属を活性炭などの担体に担持した触媒が有効であることが報告されている。しかしながら、水素の生成速度が遅いという欠点があり、実用化に至っていない。したがって、本発明方法は、水素ガスを温和な条件で効率よく製造する方法を提供する。
効果 本発明方法によれば、83℃(2−プロパノールの沸点)以下の温和な条件で、2−プロパノールから短時間で大量の水素ガスを製造することができる。このため、省エネルギー及びランニングコストの大幅な低減を達成できる。本発明方法における、2−プロパノールの脱水素反応は、触媒の存在下で進行するが、水酸化ナトリウムなどのアルカリ化合物を2−プロパノールに添加することにより、実施例に示すように、反応速度は著しく増大する。アルカリ化合物は、助触媒として作用し、水素生成を促進している。
技術概要
 
本発明方法は、アルカリ化合物及び触媒を含有する2−プロパノールを、2−プロパノールの沸点(83℃)もしくはそれ以下の温度に加熱する水素の製造方法である。触媒としては、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、ニッケル又はそれらの酸化物から選ばれた少なくとも1種を担体に担持したものが使用できる。担体としては、シリカゲル、アルミナ、酸化チタンなどの金属酸化物や活性炭などが用いることができるが、特に、大きな表面積を有する活性炭が好ましい。本発明でいうアルカリ化合物とは、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物をいい、特に安価で2−プロパノールに対して溶解度が高い水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムが好ましい。その添加量は、2−プロパノールに対して飽和量以下でよく、通常0.1〜1重量%である。反応温度は、2−プロパノールの沸点(83℃)あるいはそれ以下でもよいが、反応速度を速めるため、沸点近傍で沸点以下が好ましい。触媒(担体を含む)の使用量は特に制限はないが、2−プロパノールに対して、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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