微生物の存在下で分解する環境に優しい高分子材料の製造方法

開放特許情報番号
L2001001406 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けますこの特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2001/2/10
最新更新日
2015/8/13

基本情報

出願番号 特願平11-060837
出願日 1999/3/8
出願人 工業技術院長
公開番号 特開2000-256446
公開日 2000/9/19
登録番号 特許第3000149号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 生分解性高分子量脂肪族ポリエステル及びその製造方法
技術分野 化学・薬品、有機材料、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 植木ポット、保水材や種蒔き用シート等の地中に埋めて使用するプラスチック類、ごみ袋、食品用ラップフイルムやトレー等の日用品、温室用シート、苗代カバー及び肥料袋等の農業用品及び釣り糸や漁網等の自然に放置されて公害となっている商品に利用出来る。
目的 ポリオレフィンや芳香族ポリエステル等の合成高分子は、日常生活に欠かせない原材料として大量に使用されているが、自然環境で分解されないことから環境問題が顕在化している。このために微生物の存在下で分解するプラスチックの開発が進められており、脂肪族ポリエステルが注目されている。本発明は機械的強度及び加工性に優れている新規な構造を有する生分解性高分子量脂肪族ポリエステルを工業的に有利な方法で製造することを目的とする。
効果 海山や河川に放置されているプラスチック類は殆ど腐食しないので、ゴミとなるばかりでなく鳥獣や魚への影響が無視出来ない状況にある。微生物の存在下に分解するプラスチックは上述の様な懸念がなく、環境に優しい材料となる。本発明の高分子量脂肪族ポリエステルは機械的強度や加工性に優れ、かつ工業的に有利な方法で製造出来るので、従来のプラスチック類に変えて種々の商品に利用出来る。
技術概要
 
微生物の存在下で分解すると共に機械的強度や加工性に優れ、かつ工業的に遊離な方法で製造出来る生分解性高分子量脂肪族ポリエステルの製造方法について試みた。高分子量脂肪族ポリエステルを製造する方法としては、例えば、二価脂肪酸ジエステル、グリコール及びモノグリセリドを縮合させてポリエステルとするが、モノグリセリドの使用割合は、通常、二価脂肪酸ジエステルに対して0.1〜5モルの割合が好ましい。縮合反応は、予備縮合工程と高分子量化工程との2つの工程に分けて行うことが好ましい。予備縮合工程では200℃前後に加熱して末端に脂肪族グリコールの結合した分子量5,000前後の低分子量の縮合物を生成させる。第二の高分子量化工程では低分子量の縮合物の末端に結合する脂肪族グリコールを脱離させながら縮合させて高分子量の縮合物を生成させる工程で、減圧と加熱を組み合わせて縮合を促進させる。得られた高分子量脂肪族ポリエステルは、その脂肪族エステル結合が微生物の作用を受けて生分解する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

技術供与

掲載された学会誌 【有】
掲載学会誌名1 日本油化学会誌 49巻.825−830(2000)

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT