下水汚泥の焼却設備から余剰の熱エネルギーの回収を可能とする下水汚泥の燃焼方法。

開放特許情報番号
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開放特許情報登録日
2001/2/10
最新更新日
2015/8/13

基本情報

出願番号 特願平10-315237
出願日 1998/11/6
出願人 工業技術院長
公開番号 特開2000-146112
公開日 2000/5/26
登録番号 特許第3000147号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 下水汚泥の燃焼方法
技術分野 生活・文化
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 高い含水率の下水汚泥に対しても高い燃焼温度が得られる酸素燃焼方法を下水汚泥焼却に適用した下水汚泥の燃焼方法。
目的 下水汚泥の焼却処理設備から発生する焼却熱を有効利用する可能性があるが、現状の焼却システムでは下水汚泥に含まれる多量の水分の乾燥などのために補助燃料の投入が必要であり、余剰の熱エネルギーを取り出すことはできない。本発明は、高い含水率の下水汚泥に対しても高温の燃焼温度が得られる酸素燃焼技術を下水汚泥焼却に適用することにより、補助燃料の投入を必要とせず、更に、下水汚泥焼却システムから余剰の熱エネルギーの回収を可能としようとするものである。
効果 下水汚泥の融灰焼却する処理設備の焼却炉において、酸化剤として、空気でなく酸素を使用することにより、下水汚泥の含水率が高くても、又酸化剤を予熱しなくても、灰の融点以上の高温の燃焼温度を実現でき、さらに、処理設備からの余剰の熱エネルギーの回収を可能である。このようにして回収した高温の余剰エネルギーを、民生分野の熱需要などへ活用すれば、都市のヒートアイランド化および地球温暖化の防止の観点からも、極めて意義が大きい。
技術概要
下水汚泥焼却処理の最終廃棄物である灰は、殆んど焼却炉においてフライアッシュ(飛灰)の形態で排出されているが、その最終処分については、埋立処分場の逼迫、灰中重金属成分の溶出による土壌汚染などの問題がある。これらの問題への対応技術として、灰を溶融スラグ化して排出する高温融灰焼却が推進されている。従来の空気を使用して下水汚泥を燃焼する技術では、灰が溶融スラグ化する1500℃程度以上の高温燃焼を実現するために、汚泥の強度乾燥(含水率20%程度)および燃焼用空気の余熱が不可欠である。そのため、汚泥の燃焼熱の30%程度に相当する補助燃料の投入が必要である。そこで空気に代えて酸素を使用する酸素燃焼技術を適用すると、汚泥の含水率が65%程度であっても1500℃程度以上の高温燃焼を実現することができる。すなわち、本発明の酸素燃焼技術の適用により、汚泥乾燥に必要な熱エネルギーが大幅に削減され、補助燃料の投入も不要となるため、大幅な省エネルギーが達成され、余剰熱エネルギーの回収も期待できる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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