延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルム

開放特許情報番号
L2000005688 この特許の事業構築のヒントや可能性をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2000/9/9
最新更新日
2015/8/11

基本情報

出願番号 特願平10-231459
出願日 1998/8/18
出願人 工業技術院長
公開番号 特開2000-063525
公開日 2000/2/29
登録番号 特許第2931979号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 延伸可能な共重合ポリシラン及びそれからなる延伸フィルム
技術分野 有機材料、情報・通信、機械・加工
機能 材料・素材の製造、機械・部品の製造、検査・検出
適用製品 偏光フィルター、導電材料、レジスト用材料として応用できる。
目的 ポリシラン配向膜は、偏光フィルター、導電材料、レジスト用材料としての利用が期待されている。フリースタンディングのポリシラン配向膜を作製する場合には、そのポリシランは延伸が必要である。しかし、従来ポリシランフィルムの多くは強度が不充分で延伸過程で容易に破断する。本発明は、共重合体組成の制御と高分子量化を図ることにより、延伸可能な新規なポリシランを合成し、その延伸フィルムを提供することを目的とした。
効果 本発明の共重合ポリシランは、そのフィルムを延伸する際に破断することはなく延伸可能である。この共重合ポリシランの延伸フィルムでは、分子が延伸方向に高度に配向しているため、優れた力学特性と偏光特性を示す。このため、フリースタンディングの配向膜として、偏光フィルター等の光学材料への応用が期待できる。
技術概要
 
延伸可能なポリシランは、ジメチルシラン単位Aとメチルプロピルシラン単位Bとからなり、ジメチルシラン単位Aの含有量[B]との重量比[A]/[B]が3/7〜6/4の範囲にある共重合ポリシランである。又、その数平均分子量が50,000以上であることが必要である。このポリシランを合成するには、ジメチルジクロロシランとメチルプロピルジクロロシランとをナトリウム触媒の存在下でトルエン中、110℃で重合させる。その数平均分子量が小さい場合には、分子量分別法により、低分子量部をカットすることにより、所定の数平均分子量をもつ共重合ポリシランが得られる。共重合ポリシランを有機溶媒に溶解しキャスト膜を作製する。共重合ポリシランから形成されたフィルムを一軸方向に延伸して延伸フィルムを調整する。延伸温度は65〜75℃、延伸倍率は、6〜8倍である。延伸フィルムの弾性率は、未延伸フィルムの弾性率よりも数倍高くなり、延伸による力学物性の向上が認められた。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

技術供与

その他の開示 【有】
その他1 第47回高分子討論会予稿集 P2161(1998)

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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